〝芸能界の育ての親〟とされる人気脚本家の橋田壽賀子さん（享年95）の死を冒涜したとして、テレビ界から敬遠されている女優の泉ピン子（76）が、またやらかした。11月27日放送のラジオ番組『垣花正あなたとハッピー』（ニッポン放送）にゲスト出演した際、NHK批判を口にしたのだ。

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「パーソナリティーの垣花が『30ちょっとで国民的女優じゃないですか』とピン子の経歴に驚くと突然、『おい！　NHK！ 金払え！ 世界の金を払ったら、私はいつでも引退する』とNHKへの不満を爆発させたんです。ピン子が出演した朝の連続テレビ小説『おしん』が世界に配信されたにもかかわらず、そのときのギャラが支払われていないと主張。『（NHKが）一銭もくれないの。どう思う？ これ、払えよ。この野郎！ ほんとに』とまで毒づいたんですから、何か意図するものがあったんでしょう」（放送ライター）

『おしん』で売れ金銭感覚マヒ

ピン子が出演した『おしん』は1983年4月から1年間放送され、平均視聴率52.6％、最高視聴率62.9％という驚異的な数字を記録。これまで世界64カ国で放映されている。

「ピン子は1999年に所属事務所を独立した際、事務所側から3億5000万円の返還訴訟を起こされた。当時のピン子は高級ブランドのシャネルを買い漁ったり、高級マンションの家賃の支払いなどで事務所からバンス（前借り）、バンスの連続でしたからね。『おしん』出演で一気に売れ、金銭感覚がマヒしたんでしょう」（前事務所関係者）

ピン子は同番組で「NHKのドラマ入れてもらうから」と、キャステイングを密かに期待しながらも「（追及は）止めない。別です」と言い切った。

「ピン子がNHKで最後に出演したドラマは、22年に放送された『プリズム』です。その後、ピン子を『おしん』に抜てきした大恩人の橋田さんの死を冒涜するような言動で、ドラマ界からは距離を置かれている。そんな折にNHKを攻撃した。出禁になりますよ」（ドラマ制作関係者）

芸能界で、まさに〝ピン子〟になりそうだ。