沈む船から鼠が逃げ出すように、旧ジャニーズ事務所から所属タレントの離脱が相次ぐ中、ネクストと目されているのが〝松潤〟こと嵐の松本潤(40)だ。なんと来年4月1日以降は完全にフリーとして芸能活動を続けていく話が浮上中なのだ。松潤はなぜ、旧ジャニーズと袂を分かつのか?
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「理由は明快です。もはやアイドルとして活動していくことに限界を感じている。今後は俳優に軸足を置いて芸能界での生き残りを考えているからです」(事情通)
旧ジャニーズからの卒業を決定づけたのが、主演を務めたNHK大河ドラマ『どうする家康』の失敗。視聴率は一向に上向かないばかりか、2019年に放送され全話世帯平均視聴率8.2%を記録した『いだてん~東京オリムピック噺~』に次ぐワースト2位になることが、ほぼ確実になった。
嵐はファンクラブ共に継続
「過去の大河ドラマにおいてワースト2位の記録ホルダーは、世帯平均視聴率12%を取った井上真央主演の『花燃ゆ』(2015年)と、松山ケンイチ主演の『平清盛』(2012年)の2作品。井上も松山もその後は仕事が先細り、脇役のオファーが多くなった。もはや旧ジャニーズ事務所の力をもってしても、この劣勢をひっくり返すことはできない。まして、旧ジャニーズというだけで新たな仕事が入ってこない。今回、ワースト2位の不名誉な称号が付くことで、ますます松潤の立場は危うくなったんです」(芸能プロ関係者)
一時は旧ジャニーズに残ることも検討したが…。
「今後のことを考えたらビビッてしまったようです。それでなくても週刊文春でパワハラなどの情報が露呈してしまった。今になって、自分が天狗になっていたことを理解したようです」(同)
気になるのは、嵐としての活動だが…。
「嵐に関しては、旧ジャニーズと業務提携という形を残しメンバーとしての活動の余地は残しています。嵐は現在、活動休止中ですが、ファンクラブはいまだに続けている。この活動だけで年間1億円の会費が入ってくるだけに、無視できなかったんです」(別の事情通)
どうする松潤。
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