
小池百合子都知事が“3選出馬”へ!萩生田氏取り込み自民党とも密約か!?
前区長の公職選挙法違反に伴い勃発した東京都江東区長選で、小池百合子都知事と萩生田光一自民都連会長の共闘が注目されている。急浮上する〝密約説〟で小池氏に取り込まれたのは萩生田氏のみか、それとも自民党執行部そのものだったのかーー。
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溺れる者はわらをもつかむ。ところが、逆風吹きすさぶ自民党がつかんだのは、わらならぬ緑のタヌキ、小池百合子東京都知事だった。
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公職選挙法違反事件をめぐり前区長が辞職したことに伴う東京都江東区長選は、12月10日の投開票日を前にデッドヒートが繰り広げられているが、主役は候補者というよりむしろその小池都知事。来年7月の都知事選をにらみ、自民都連会長の萩生田光一会長と密約を交わしたとされるその中身が、注目を集めているのだ。
さかのぼること約1カ月前の11月2日午前9時半ごろ、小池氏は東京・永田町の自民党本部を訪れ、萩生田氏とひざを突き合わせた。時間にして約30分。会談を終えて記者団に囲まれた小池氏は、すかした表情で「都政のいろいろ。都政さまざまあるんで。時折やっております」と語った。
一方の萩生田氏は記者団に「経済対策、東京都の取り組んでいることの報告があって、私からも国の方針を説明しました」と話したが、その言葉を信じる記者は誰一人としていなかった。小池氏はこの日、二階俊博元幹事長とも面会しており、自民との間でまさに「さまざま」な選挙をめぐる〝駆け引き〟を水面下で行っていたからだ。
関係者の話を総合すると、両者が会談を持つことになった発端は、来年1月21日に投開票が予定されている萩生田氏の地元・八王子での市長選だという。
現在3期目の現職が今期限りで退任の意向を表明しているこの選挙に、小池氏が特別顧問を務める地域政党『都民ファーストの会』は前都議を擁立したが、自民、公明は元都職員を擁立、これに小池氏が激怒した。自民党政調会長でもある萩生田氏は当然、地元の市長選で負けるわけにはいかず、小池氏と何らかの形で手打ちをせざるを得なくなったのだ。
萩生田氏に手打ちをさせる気にさせた時点で、この駆け引きはすでに小池氏に軍配が上がったと言ってもいいだろう。ただし、ここからが主導権を握った小池氏の真骨頂だった。
全国紙政治部記者が言う。
「萩生田氏は、小池氏から八王子市長選では応援に入らない約束を取り付けました。ただ、代わりに江東区長選で自民は小池氏が擁立した元都職員を静かに黙って応援することになったようです」
実際、江東区長選で小池氏が擁立した元都政策担当部長の大久保朋果氏は、小池氏との良好な関係を前面に出して選挙戦を戦っており、そこに自民党の影はない。出馬表明では小池氏から借りたという白いジャケットを身にまとい、「知事から背中を押してもらい、身の引き締まる思いです」とコメント。各マスコミはそのエピソードを一斉に報じた。これも小池氏お得意のマスコミ戦略だったのだろう。
自民党に恩を売る〝皮算用〟
また、両者の〝密約〟は、小池氏のみならず自民にとっても好都合だったとみられている。「9月の東京都立川市長選、10月の立川での都議補選、11月の青梅市長選と自民は現在3連敗中。しかも都議補選と青梅市長選では都民ファが推す候補に自民系候補が敗れており、これ以上の敗北は許されない。その追い詰められた状況下で降って湧いた小池氏との取引は、ある意味自民にとっても渡りに船だったのです」(永田町関係者)
岸田内閣が政権発足以来最低支持率を更新する中、自民が汚名をそそぐには、都民ファに相乗りするのが手っ取り早いとの判断が働いたのは確実だが、この密約は小池氏にとっても自民に恩を売る絶好の機会となった。
前述した八王子市長選での協力はもちろん、政治資金収支報告書をめぐる問題で自民が足を引っ張ってもなお、大久保氏が候補者乱立の江東区長選で有利な戦いができているのは、小池氏の求心力が働いているからに他ならないからだ。
ただし、メディアや永田町関係者らが注目しているのは、この自民に売った恩を小池氏がどこで返してもらおうとしているかだ。そこには、小池氏特有の〝皮算用〟がうごめいていると評判なのである。
全国紙都庁担当記者がこう語る。
「実は来年7月7日投開票の都知事選に3選を目指し出馬することを考えている小池氏は、今回の話し合いで自民から自身を応援する約束まで取り付けたといわれている。江東区長選で自民に勝ち星を分けてあげるのだから、知事選では対立候補を擁立するなというわけです」
もしもこれが事実なら、萩生田氏にとっては仮に八王子市長選で勝利することができたとしても、はたから見れば小池氏の軍門に下ったに等しい。見るも哀れな構図である。
前出の政治部記者が言う。
「小池氏は江東区長選で自民が相乗りしたことを『選挙というのは、それぞれの地域でカスタムメイド(特別注文)ですから、色々なパターンがあるんじゃないでしょうか』などと説明したが、次期知事選の際も、この言葉で自民の応援を煙に巻くつもりかも。ただ、来年にも衆院解散・総選挙を控えている自民は、都民から支持されている小池氏を敵に回すことだけは何としても避けたいのです」
軍門に下ったのが萩生田氏のみならず自民党そのものだとすれば、まさに恐るべき〝女傑〟である。
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