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東京五輪“女三国志”ドロドロ! 小池百合子VS橋本聖子VS小谷実可子

小池百合子
小池百合子 (C)週刊実話Web

次は、熾烈なオンナの覇権争いが勃発!?

東京五輪組織委員会会長の後任問題で、ようやく橋本聖子五輪担当大臣に落ち着いたのは2月18日。しかし、それは同時に「三つ巴の戦い」の始まりでもあったのだ――。

「当初、菅義偉首相は公益法人の人事には口を挟めないとしていました。正論ですよね。でも、後任が森氏よりも年上、それも退任する森氏が決めたと知り、カチンと来たようです」(スポーツ協会担当記者)

女性蔑視の発言で世界中から非難された森氏の腹案となれば、〝密室人事〟として新たな批判を招く。そこで、橋本氏が選ばれる〝空気〟を政府が作ったのが真相だ。

「小池百合子都知事の〝ひと言〟もありました。森氏辞任前に急遽、予定された4者会談に『私は出席しない』と言ったヤツですよ。政府には『東京五輪、やめてやる。悪いのは森サンだ』と聞こえたようです」(同・記者)

小池都知事と森氏が犬猿の仲なのは有名だ。2019年10月、五輪のマラソン会場を札幌市に移転させた件以降、修復不可能となった。

IOCからの「猛暑対策で変更」という一方的な要請に対し、森氏は小池都知事に相談しなかった。裏で手を回し、その密命部隊の1人が橋本氏だったという。

「橋本氏と森氏とは、師弟の間柄。橋本会長の実父が他界された昨年10月、葬儀委員長を務めたのが森氏です」(代議士秘書)

小谷実可子の陰に失脚した竹田恒和前JOC会長!?

小池都知事からすれば、愛弟子の橋本会長も敵同然。マラソン会場移転問題の際、小池都知事は、「森氏にナメられた」と思い、その復讐を〝VS橋本〟で晴らそうとしているのだという。

「表向きは橋本体制を歓迎していますが、本心は…。橋本氏も、したたかな小池都知事に嫌悪感を示している」(同・秘書)

また、今後、発言力が増すのが小谷実可子JOC理事。一時は森氏の後任候補にも挙げられたが、こんな声もある。

「小谷をかわいがってきたのが、招致活動中の贈賄疑惑で失脚した竹田恒和・前JOC会長。竹田氏もこのまま消えたくないでしょうし、JOCも今回の五輪組織委員会の人事でかき回されて怒っています。小谷氏の活躍で巻き返しを狙っています」(前出の記者)

同じアスリートOGだからか、橋本会長もスキャンダルのない小谷氏を警戒しているという。

小池、橋本、小谷――3女史の戦いは始まったばかり。東京五輪が中止になっても、こちらを実況中継すればお茶の間はにぎわいそうだ。

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