4人組バンド・男闘呼組のメンバーを中心に結成されたバンド・Rockon Social Club(RSC)が、大みそかの『第74回NHK紅白歌合戦』に出場することを、一部スポーツ紙が報じた。
NHKは創業者の故ジャニー喜多川氏の性加害問題を巡り、旧ジャニーズ事務所(現SMILE-UP.)の所属タレントの出場がないことを早い段階で示唆。11月13日の出場歌手発表では、旧ジャニーズタレントが44年ぶりに0組だった。
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もともと、男闘呼組の岡本健一は5日、2021年から締結していた旧ジャニーズ事務所とのエージェント契約解除を発表。自身のSNSで、《新会社とのエージェント契約が締結するまでの期間は、自分の会社でセルフマネージメントして活動を続けていきます》と説明した。
RSCは9月、紅白への出場を決めているMISIAとのコラボ曲『傷だらけの王者』を発表。NHKのラグビーテーマソングに起用され、記事によると、今秋のラグビーW杯フランス大会の期間中に何度もオンエアされるなど大きな注目を集めたため、NHKがRSCの出場を熱望。岡本の決断で紅白出場が決定したという。
来年以降もジャニーズ勢を排除?
「男闘呼組は8月に再結成の期間を終了したが、NHKは音楽番組『SONGS』に出演させるなど、紅白に出したいような動きがあった。そこで、男闘呼組のメンバーも入るRSCを出場させる方向で動いた。これで、旧ジャニーズからデビューした男闘呼組の名前を出す必要もなく、ジャニーズ色を払拭した紅白となった」(放送担当記者)
男闘呼組のメンバーたちにとっては、1989年以来、34年ぶりの紅白のステージとなるが、あまりにも強引な〝裏技〟がさく裂してしまった。
「相変わらず、岡本はうまく立ち回っているので、もはや、旧ジャニーズの先輩からも後輩からも信用ゼロでは。とはいえ、きずなの深い男闘呼組のメンバーたちのために動いた。NHKとしても、旧ジャニーズにケンカを売っているようなもので、来年以降も紅白からジャニーズ勢を〝排除〟する意思の表れでは」(芸能記者)
とはいえ、男闘呼組のファンにとってはこれ以上ない朗報となったはずだ。
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