日本テレビと旧ジャニーズ事務所を継承する『SMILE‐UP.』の蜜月関係が業界で話題をさらっている。創業者のジャニー喜多川氏による性加害問題を巡って、大手クライアントやNHK、テレビ朝日、フジテレビ、TBS、テレビ東京までもが旧ジャニーズ勢との付き合いに足踏みする中、この流れに逆らうかのように日テレのみが旧ジャニーズとの関係をこれまで以上に深めているのだ。
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「今回の騒動に乗じ、日テレのみが東山紀之社長、井ノ原快彦副社長、藤島ジュリー景子前社長の懐に飛び込んだ。旧ジャニーズにとって、日テレ以外のテレビ局は同じ2番手、3番手扱いです」(芸能プロ関係者)
嵐の櫻井翔は12月の日テレの音楽特番『ベストアーティスト』の司会継続、そして旧ジャニーズ所属の5グループの出演が発表されたばかり。さらに、年明け1月にスタートする土曜ドラマ枠『大空港占拠』(仮題)で櫻井は主演を務める。
「来年4月以降も櫻井の『news zero』キャスター継続が内定しています」(編成関係者)
日テレの旧ジャニーズ勢囲い込みは、櫻井だけに止まらない。
「メンバーが2人になってしまったKing & Princeの冠番組『キントレ』を今年7月からスタートさせ、年末には特番、来年4月からのゴールデン帯進出が想定されている。東山社長とジュリー前社長ラインから出た話です」(同)
大手スポンサーも賛同か
また、King & Princeの永瀬廉に関しても、1月期ドラマ『厨房のありす』に出演することが発表された。
そもそも、日テレがここまでして旧ジャニーズ勢を重用する理由は何なのか。
「来年8月に放送する『24時間テレビ』が視野に入っている。視聴率のためです。来年度も引き続き旧ジャニーズに所属するタレントを起用する方針を固めています」(広告関係者)
すでに日テレサイドは、旧ジャニーズタレントが一組も出場しない今年大みそか『NHK紅白歌合戦』のワースト視聴率記録更新を想定しているという。
「腐ってもジャニーズということです。『24時間テレビ』のメインスポンサーである日産に対しては、新規ではなく継続案件という説明です。正直、日産にしても『24時間テレビ』で培ったイメージを壊したくない。本音はこの問題を穏便に済ませたいわけです。来年は電気自動車の販売網をこれまで以上に強くし、トヨタ自動車との対決姿勢をより鮮明化する勝負の年。そういった意味では『24時間テレビ』の取り組みはプラスでしかありません」(大手広告代理店シンクタンク)
日テレと旧ジャニーズ勢の蜜月関係。果たして、吉とでるのかそれとも…。
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