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『下克上球児』TVerも苦戦でTBSが“あきらめムード”鈴木亮平の「黒歴史」確定か

鈴木亮平
鈴木亮平 (C)週刊実話Web 

日曜劇場『下剋上球児』(TBS系)の視聴率が伸び悩んでいる。

今年最大のヒットを記録したドラマ『VIVANT』の後を受ける形で、人気俳優の鈴木亮平が主演。初回の放送は10.8%(関東地区、ビデオリサーチ調べ、以下同)の世帯平均視聴率を記録したが、その後はズルズルと数字を下げ、11月5日に放送された4話は8%まで急降下したのだ。

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「12日放送の第5話では10.1%と盛り返しましたが、TBS局内で評価が低いまま。すでに〝あきらめムード〟が漂っています」(他局のスタッフ)

最近のテレビ局は、視聴率が悪くてもTVerで人気になれば許される傾向にある。

「そのTVerでも苦戦しているんです。第4話の放送時点でお気に入り登録数は約65万人。同じく低視聴率ばかりが話題になる月9ドラマの『ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~』(フジテレビ系)ですら、約74万人が登録していますからね」(同・スタッフ)

実在するモデルの教師も困惑!?

TBSは『下剋上球児』で、かつて大ヒットしたドラマの二番煎じを狙っていた。

「『ROOKIES』の令和版を作ると意気込んでいました。若手俳優のオーディション風景もTVerやU-NEXTで配信する力の入れようでしたが、あまり話題にならず、この時点から苦戦が予想されていました」(同・スタッフ)

案の定、放送が開始されてからもオーディションで選ばれた高校球児役の若手俳優たちがパッとせず、局内では「期待外れ」の声が飛び交っているという。

ここまで酷評される理由は、脚本や演出の悪さだと指摘する声もある。

「視聴者は分かりやすい高校球児の物語を期待していたはず。ところが、鈴木が演じる南雲脩司が教員免許を持たずに教師をしているというトンデモ設定で警察に出頭。シニア層は一気に興醒めした」(スポーツ紙記者)

『下剋上球児』は同名の小説が原案で、南雲のモデルになっている教師も実在する。

「モデルになった人物は、このドラマのせいで『免許がないのか』と周囲に心配されているそうです」(同・記者)

見切りをつけたTBSは、早くも次の日曜劇場『さよならマエストロ〜父と私のアパッシオナート〜』の宣伝にシフトしているようだ。

「西島秀俊と芦田愛菜が共演するとあって、今よりヒットが望めそうですからね。来年1月スタートということで、TBSは『下剋上球児』そっちのけで全局を挙げてプッシュしていますよ」(同・記者)

『VIVANT』と『さよならマエストロ』に挟まれ、視聴者の記憶に残らないドラマになってしまいそうな『下剋上球児』。鈴木亮平の「黒歴史」としては記憶されるかもしれない。

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