現在の〝アイドル女優〟といえば広瀬すずや橋本環奈の名が挙がるが、2人のように当時〝アイドル女優〟として凄まじい人気を誇ったのが南野陽子だ。
「1992年の映画『寒椿』『私を抱いてそしてキスして』で突如として〝スッポンポン〟になり、トンデモない衝撃を与えました。ちょうど24、25歳のころ。今の広瀬や橋本と同じ年でしたからね。この思い切った挑戦で日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞、アイドル女優から本格女優への大きな一歩となりましたね」(映画ライター)
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特に、見応えがあったのは『寒椿』での濡れ場だ。
「相手役の髙嶋政宏に真っ赤な襦袢を荒々しく剥ぎ取られ、けたたましく吸い付かれてしまうんです。控えめながらも美しい〝B級〟サイズですが、先端をピンピンに尖らせたアイドル女優のピンク色のソレは、まるで宝石のよう。海辺の小屋でのシーンでも、馬に跨るような格好で自ら激しく腰を上下させながら髙嶋を胸に抱いてのけぞり、果ててしまいます。決してグラマラスなボディーではないことが、運命に翻弄される女性の悲しさや切なさを表現しているようで、素晴らしかったです」(同・ライター)
“覚悟”を持って挑んだ作品
だが、南野はこのときのシーンについて、後にこんな衝撃的な事実を明かしている。
「フジテレビ系のドラマ『スケバン刑事』で大人気となり、アイドル歌手&女優として国民的な人気を誇っていた彼女ですが、1989年に独立しています。当時は、芸能人の事務所からの独立はなかなか難しい時代。南野も辞めるならペナルティーとして映画で〝フル露出〟することを強要されたというんです。それがイヤ過ぎて遺書を書いたことをインタビューで語ったことがありました。結局、このときは艶姿実現に至りませんでしたが、今考えるとゾッとする話ですね」(同)
『寒椿』での初露出は、この独立劇から3年後。女優業に専念することを宣言し、覚悟を持って挑んだ作品だったようだ。
「残念なのは、限界突破がこの92年の2本限りとなってしまったことです。今もスタイルは維持しているし、キュートな笑顔もアイドル当時の雰囲気を残しているだけに、〝還暦を前にもう一度!〟というファンの願いは大きいのでは」(同)
南野のナイス決断とともに、広瀬や橋本の〝心意気〟も期待したいものだ。
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