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相葉雅紀MCの『FNS歌謡祭』不安視される出演者は…「お茶の間が凍る」の声も

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フジテレビ (C)週刊実話Web

12月6日と13日に2週連続で放送される音楽特番『2023FNS歌謡祭』(フジテレビ系)の出演者が11月22日に発表され、ファンをザワつかせている。

「FNS歌謡祭」は、フジテレビ系列で1974年から、毎年12月上旬のゴールデンタイム・プライムタイムに生放送されている年末大型音楽番組。当初は「年間最優秀グランプリ」や「最終週新人賞」などが歌手に授与されていたが、1991年からはコンサート形式に変更され、昨年は『KinKi Kids』とASKAが大トリを務めて大きな話題になった。


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気になる今年の出演歌手だが、『新しい学校のリーダーズ』や『ano』らが選出されたのは、まさに時代の流れ。今年の活躍を見れば納得だろう。

一方で、多くの視聴者を驚かせたのは、VTuberの〝マリン船長〟こと、宝鐘マリンの出演だ。

ファンは、まさかの宝鐘の出演に《とうとうFNS歌謡祭にもVTuberが出る時代になったのか…》《VTuberが世間一般に認知される凄い世界が来た》など歓迎ムードだ。

だがネット上では、《お茶の間が凍るからあんまりいい気分じゃない…》《地上波にVTuber出てくるとシラケるんだよね》などといった批判的な声もあり、必ずしも好意的に見られているわけではないようだ。


今年のチャレンジ企画はVTuber!?

昨年の「FNS歌謡祭」は、第1夜の世帯視聴率が11・9%を記録し、ライバル番組『ベストアーティスト2022』(日本テレビ系)の10・9%を上回る大成功を収めた。

中でも好評だったのは、テレビ朝日のドラマ『相棒』に出演中の水谷豊を局の垣根を越えて出演させたことだった。

「今年は新たなチャレンジ企画として、宝鐘を出演させたのでしょう。宝鐘は若者よりも、むしろ中高年男性にファンが多い。思い切った起用で、M3層(50歳以上の男性)を一気に取り込む算段では」(音楽ライター)

昨年は旧ジャニーズがNHK紅白よりも多い7組出場したが、今年は性加害騒動の影響もあってか、『関ジャニ∞』のみだ。

不足分を宝鐘マリンや、人気クロスメディアコンテンツ『ウマ娘 プリティーダービー』などで補完するつもりのようだ。

お茶の間に流れるVTuberの歌声に、ファン以外の視聴者はどんな反応を示すのだろうか。

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