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旧ジャニーズ事務所やる気ナシ?東山紀之社長“被害者救済”よりタレント活動優先か

東山紀之
東山紀之 (C)週刊実話Web

旧ジャニーズ事務所(現SMILE-UP.)の東山紀之社長が主演する舞台『チョコレートドーナツ』が、11月23日の名古屋公演で終演を迎える。

創業者・故ジャニー喜多川氏の性加害問題を受け、東山社長は年内でタレントを引退することを表明。今後は12月21日と22日に大阪、25日と26日に東京でディナーショーの公演を行い、タレント活動を終えるが、そのスケジュールがやるべき業務に支障を来しているようだ。


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「SMILE-UP.は、名乗り出た性被害者たちの補償と救済を行い、それが完了したら廃業することを発表。旧ジャニーズの藤島ジュリー景子前社長らが業務に当たっているが、人出が足りないのに加え、東山社長がなかなか稼働できず。そのため、旧ジャニーズの所属タレントの移籍先となる、ファンから社名を公募した新会社について、いまだに発表できていない」(テレビ局関係者)

ヒガシは芸能活動してる場合なのか?

先ごろ、被害を訴える『ジャニーズ性加害問題当事者の会』に所属していた40代の男性が、大阪府箕面市で亡くなっていた痛ましい事件が発覚。男性は一部メディアで性被害を告発。その後、SNSなどで誹謗中傷を受けたという。

男性の遺族は代理人弁護士を通して、5月に事務所に性加害を訴えたにもかかわらず5カ月連絡がなかったなどとして、「彼の心労は性被害のトラウマの再燃とも相まって深刻なものになっていた」とのコメントを寄せた。

ジャニー氏の被害者の補償窓口として、9月15日に「被害者救済委員会」を設置。委員には、旧ジャニーズ事務所が委託した3人の弁護士が就き、被害を訴える人は、ホームページの専用フォームから被害の詳細を申請し、委員によるヒアリングを受け、補償の手続きを進める手はずになっている。

しかし、『週刊文春』によると、同誌に告発した被害者のうち、救済委員会に申請した10人に対して聞き取り調査を行ったところ、実際にヒアリングを受けた人物は1人もおらず、具体的な日程調整に入っているのも1件のみ。まだ何の連絡ももらっていないという人物もいるというから驚きだ。

「そもそも、被害者の数に比べてスタッフが少なく、旧ジャニーズ側の意欲がまったく感じられない。このままだと、被害者たちがまとまって何らかのアクションを起こすことになるのでは。その前に、旧ジャニーズは被害者に対する誹謗中傷を止めるように呼びかけるべき」(芸能記者)

東山社長は芸能活動どころではないはずなのだが…。

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