創業者の故ジャニー喜多川氏による性加害問題で揺れる旧ジャニーズ事務所（現SMILE-UP.）。今月に入ってファンから公募した新会社の社名を発表し、新体制に移行するとみられていたが、17日の時点で発表はなし。それどころか、新たな問題が浮上した。

【関連】“旧ジャニーズ叩き”がさらに過熱!? 「公式カレンダー発売なし」が招く悲劇 ほか「性加害問題の被害者である元所属タレントらでつくる『ジャニーズ性加害問題当事者の会』に所属していた40代男性が、大阪府内の山中で死亡していたことが発覚。遺族は『（旧ジャニーズ）事務所からはなんの応答もなく（訴えを）放置され、彼の焦燥感、悩みは深まっていました』などとコメントを発表。しっかり被害者と向き合っていないことが露呈してしまった。対応を見直す必要があり、新会社の社名発表どころではないだろう」（芸能記者）

旧ジャニーズに残留する光一と去る剛…

旧ジャニーズの所属タレントたちは今後、新会社とのエージェント契約もしくは専属契約を結ぶことになるが、ここに来て退所説が浮上しているのがKinKi Kidsの堂本剛だという。

もともと、19年にジャニー氏が亡くなった時点で、独立説が浮上していた。

ここに来て、ソロプロジェクトである.ENDRECHERI.の活動を活性化させているが、KinKi Kidsとしては、12月13日に約3年ぶりのニューアルバム『P album』をリリース。バラエティー番組『KinKi Kidsのブンブブーン』（フジテレビ系）にも出演中だ。

「相方の堂本光一さんは、代表作のミュージカル『Endless SHOCK』の今春の公演を控えている。今後は同ミュージカルを柱に、俳優業にシフトするとの話。なので、もはやKinKi Kidsの活動にあまりこだわりがないが、新会社とエージェント契約を結ぶ意向のようだ。一方、剛さんは『ジャニーズ』の名前が消えた会社に興味はなく、退所はほぼ確実。もともと2人は仲がいいわけでもなかったので、あっさりKinKi Kidsを解散することになるだろう」（テレビ局関係者）

ファンにとってショッキングな発表がありそうだ。