今年2月にデビューした新人36期生。この期でいえば栗原佳祐、吉林直都がデビュー当初から評価が高かった。しかし、ここにきて苦労していた選手が次々に開眼してきている。それは山陽の三宅真央、祐定響だ。両者ともデビューからしばらく苦戦の連続で、お世辞にも順調とは言えない戦いぶりだった。タイムも出ず、レースでは早めに後退してしまうケースがほとんど。それが急変したのは10月末。共に飯塚ミッドナイトレースで一皮剥けた。
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三宅は、今までの自己ベストを大幅に塗り替える競走タイム3秒461で勝利し、翌日も3秒471で3着と粘った。
「先輩に腰回りなど見てもらって、整備もしていただいて上向きました」とコメント。
10月末にレースぶりが一変!
対する祐定もデビューから8カ月、試走で3秒3台すら出なかったが、ここにきて3秒3台を連発。10月28日以降を見ると3秒40→36→34→38→35という素晴らしいタイム。上がりタイムでも3秒34をマークした10月30日には、競走タイム3秒448で勝利も飾った。
「ハンドルの位置を変えたらタイムが急に出ました。嬉しかったです。これを継続できるように」と気を引き締めていた。
〝自分でもやれる〟という自信も芽生えた発展途上の新人選手たち。今後、どこまで成長していくか、しっかり見届けていきたい。
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