(画像)KPG-Payless/Shutterstock
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オリックスが阪神にトレードをお願い!? 山本由伸と山﨑福也の離脱でお手上げ

パ・リーグ3連覇のオリックスに想定外の事態が発生した。左のエース的存在・山﨑福也(31)が、フリーエージェント(FA)権を行使したのだ。


「山本由伸(25)が今オフ、米球界に挑戦するのは以前から話し合ってきたことなので念頭にありました。『山本退団』を大前提に、オフの補強をプランニングしてきました。山﨑の慰留は、その一環でしたが…」(在阪メディア)


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今まで目立った活躍はなかったが、山﨑はローテーションを支えてきた功労者だ。今季は初の2桁勝利となる11勝5敗、3年連続100イニング強を投げ、勝利数以上の貢献度が認められている。


「一般論として、FA宣言するということは、獲得してくれる球団の目星もついているのでしょう」(同)


そこで急浮上していたのが、先発投手の外部補強案だ。山﨑のFA宣言前も二転三転したのだが、先発投手の補強は「トレード、新外国人」の順番になる。


「同一リーグのチームは、オリックスを倒すための補強をしているので、好投手は出してくれません。セ・リーグ球団と話をするしかありません。セで投手力に余裕があるのは、阪神だけです」(関係者)

岡田監督も対応可能!?

岡田阪神には先頃、日本シリーズで敗れたばかりだ。かつて、オリックスは岡田彰布監督を自軍指揮官に迎えたが、ケンカ別れに近い結末となってしまった。しかし、シリーズ終了後、岡田監督も大人の対応を見せたことで、「阪神に交換トレードの話を持ち掛けても大丈夫そう」との声も出始めた。

「中堅クラスの投手同士、もしくは、阪神が欲している右打ちの外野手を出せば何とかなりそう」(同)


また、両球団は11月23日、同時にVパレードを行う。その舞台裏でアタリを付け、阪神側が求めるタイプを聞き、「後日改めて」の流れとなるだろう。


「山本の入札により、巨額の譲渡金がオリックスに入ってきます。当初はそれを元手にDeNAのバウアーを強奪する予定でしたが、ソフトバンクのクローザー・オスナに乗り換えました。補強資金には困らないので、阪神から若手をもらい、米FA市場に参入して、新外国人投手を獲る話も聞かれました」(ベテラン記者)


しかし、最も盛り上がるのは「浪速シリーズ」と称された直後の、当の対戦チームとの交換トレードだろう。Vパレード終了後、関西からビッグニュースが飛び込んでくるかもしれない。