左から、井ノ原快彦、東山紀之 (C)週刊実話Web
左から、井ノ原快彦、東山紀之 (C)週刊実話Web

“旧ジャニーズ叩き”がさらに過熱!? 「公式カレンダー発売なし」が招く悲劇

創業者・故ジャニー喜多川氏の性加害問題で揺れる旧ジャニーズ事務所(現SMILE-UP.)が15日、来年度の公式カレンダーを発売しないことを発表した。


本年度はSexy Zone、ジャニーズWEST(現WEST.)、King & Prince(キンプリ)、SixTONES、Snow Man、なにわ男子、Travis Japanのほか、ジャニーズJr.、関西ジャニーズJr.(ともに現ジュニア)の9種類のカレンダーを発売していた。


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公式サイトでは《公式カレンダー発売に関するお知らせ》と題し、《来年度の公式カレンダーは発売をしないことになりましたので、ご報告させていただきます》と説明。


そのうえで、《発売を楽しみにしてくださっていたファンの皆様には、残念なお知らせとなってしまうことを心よりお詫び申し上げます。これからも温かいご支援、ご声援のほど何卒よろしくお願いいたします》と呼びかけた。

9億円以上を売り上げるグループも…

「旧ジャニーズのカレンダーは、ファン層に多い学生のため4~3月の変則で、オリコンの調査によると、今年上半期時点で、キンプリ(5人体制時)のカレンダーは約35万部、Snow Manのカレンダーは約33万部を記録。どちらも2690円(税込)で発売されたため、それぞれ最低でも9億円以上の売上になる。各出版社からすればおいしい〝利権〟だ。ところが、毎年9月ぐらいから担当者が動き出していたが、今年は旧ジャニーズがそれどころではなく、動きがないままだった」(大手出版社関係者)

カレンダーを発売していた各メディアの中には週刊誌、女性誌を抱える社もあり、そのWEB版の大半は〝ジャニーズ叩き〟を繰り広げ、アクセスを伸ばしていた。


「カレンダーの売上げ分を〝補填〟するためにも、より旧ジャニーズに関する過激な記事を掲載してアクセスを稼ぎまくるのが得策。どこも旧ジャニーズにすり寄ったり忖度したりすることはなさそうだ」(芸能記者)


旧ジャニーズとしては苦渋の決断となったはずだ。