X JAPANのYOSHIKIが11月11日、10月29日に大腸がんのため亡くなったベーシスト・HEATHさんへの思いを明かした。

HEATHさんの公式サイトを通じて訃報を報告したうえで、《HEATHの望みを叶えられなかったのは、全て自分の責任です。最後のお別れの場で、HEATHに謝りました》とつづった。

8月20日に都内で行ったディナーショーでは特別ゲストとしてHEATHさんが出演し、名曲『Rusty Nail』をセッション。YOSHIKIはこの共演について、《まさかその日が、HEATHと一緒に立つ最後のステージになるとは思ってもいませんでした》と振り返った。

【関連】YOSHIKIのオワコン化が加速!? X JAPAN新曲は話題にならず新バンドも“開店休業”状態 ほかまた、HEATHさんの公式サイトには、メンバー全員が追悼コメントを寄せ、ボーカルのToshlは《今は想いをとても言葉にすることができません。HEATH心からありがとう。龍玄とし》とHEATHさんを偲んだ。

メモリアルコンサートは実現するのか？

「HEATHさんに対面した場でYOSHIKIさんとToshlさんがバチバチだった、という一部報道が出た後、別のメディアが意識しているのはToshlさんだけ、と報道を打ち消すような記事を掲載。双方に近い関係者が情報をリークし合っているようだが、不仲なのは確実だろう」（音楽業界関係者）

その証拠に、X JAPANは2018年9月に千葉・幕張メッセでライブを開催したが、その後は事実上の活動休止状態。今年7月、バンドとしての新曲『Angel』をリリースしたが、ライブなどの活動はしていない。

YOSHIKIは「メモリアルコンサートをYOSHIKIさんにやっていただきたい」という、HEATHさんの遺族から託された言葉を明かし、《これから親族の方たちと話し合い、HEATHの願いを実現させるしかないと思っています》と決意をしたためたが、これ以上ない大きなステージでの実現がありそうだ。

「X JAPANが活動休止状態になってからもYOSHIKIは大みそかの『NHK紅白歌合戦』の常連。Toshlとはギャラなどで揉めているというが、さすがに、HEATHさんの追悼で紅白のステージに立つとなれば、ToshlもノーギャラでOKなのでは。紅白としても、かなりの高視聴率が期待できるので、X JAPANの追加出演発表があるかもしれない」（芸能記者）

天国のHEATHさんが喜ぶ展開になってほしいものだ。