歌手の近藤真彦が11月12日、全国ツアーの京都公演を京都府城陽市内の文化パルク城陽で開催。開演前に取材に応じ、古巣の旧ジャニーズ事務所(現SMILE-UP.)の一連の問題についてコメントしたことを、各スポーツ紙が報じた。
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近藤は、旧ジャニーズに2021年4月まで44年にわたって所属。5月に取材に応じた際、同14日に公開された旧ジャニーズの藤島ジュリー景子前社長の謝罪動画を念頭に置いたとみられるが、「本当に言いにくいんですけど、ウソは駄目だなって。こうなったら正直にすべてをしっかり話さないと世の中の人は許さないと思う」「じゃないと、納得しない人が多いと思う」などと苦言を呈していた。
その後、旧ジャニーズについてのコメントを避けたが、いつ〝爆弾発言〟が飛び出すのかが注目されていた。
古巣と後輩にエールを送り続けるマッチ
しかし、京都公演の前には、「SMILE-UP.」への社名変更で「ジャニーズ」の名が消えたことについて「正直に言うと、やっぱ寂しい」と口にした。
同社が補償を終えた段階で廃業することについては「大きな組織がなくなることは寂しくない」ときっぱり。その理由を「タレントもスタッフも含めて、一生懸命仕事してる人ばかり。才能もあってどこにいても仕事ができる」と話した。
後輩たちの身は案じているようで、近藤は旧ジャニーズの東山紀之社長のほか、副社長に就任した井ノ原快彦、新会社「TOBE」を設立した滝沢秀明氏の名前を出したとか。
「東山ないし、滝沢ないし、井ノ原ないし、かけるコメントが見つからない」としながら、「後輩たちみんなには何が何でも頑張ってほしいという気持ちはある」とエールを送ったというのだが…。
「わざわざスポーツ紙の記者を東京から呼び込んだようだが、その状況でのこのコメントにはガッカリ。もともと、中森明菜とのすったもんだや、退所の原因となった自身の不倫報道ではさんざん事務所にケツをふいてもらいながら、5月に旧ジャニーズを批判したことでバッシングが巻き起こった。そんな状況を本人も十分に察していたため、コメントが日和ってしまったようだ。今後、古巣や元後輩へはエールしか送らないだろう」(芸能記者)
もはや、わざわざコメントを求める必要はなさそうだ。
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