俳優の広瀬すずが出演するスズキ『ワゴンR』のCMが、ドライバーの不評を買っている。

広瀬は2017年に「2人で宣言」篇、「免許とるぞ」篇でワゴンRのCMに初出演。この時、まだ免許を未取得で、「免許が先か、車が先か。私の場合、車が先なのであ～る。よしっ 免許取るぞ！ 待ってろよ、ワゴンR！」と決意する姿が大きな話題になった。

免許取得後には、「はじめてのドライブ」篇や「新しいワゴンR乗ってかない？」篇など、広瀬の運転歴に合わせたさまざまなパターンのCMを展開。現在放送されている「すずのイチオシスマイル」篇では、すっかりワゴンRを気に入った広瀬が、愛車と自撮りしまくる姿が描かれている。

逆に2019年6月には、姉の広瀬アリスと東京・麻布十番のパーキングで〝ミニクーパー〟に乗っているところを写真週刊誌にキャッチされ、ワゴンRを買ったファンを落胆させた。

「最近のCMでは、広瀬の〝ワゴンR愛〟はますます深まっており、『ほか見ちゃダメ！』といったセリフがあるなどゴリ押し感が強まっています。しかし、現実の本人は運転に慣れてきたのか、ミニクーパーからメルセデスベンツの『Gクラス』に乗り換えたようですね。車好きの間で〝ゲレンデ〟と呼ばれ、グレードによっては2000万円超え。成功した芸能人の御用達車で、広瀬も憧れていたのでは」（芸能ライター）

「中もいいのよ～」「かわいいっしょ！」などとワゴンRを猛アピールしていた広瀬だが、CMで稼いだギャラでGクラスを買っていたというのだから、ファンも複雑な心境だろう。

国産車のCMに出演しているタレントは契約期間中、国産他社の車には乗れない契約をしている場合が多い。

そのような事情もあってか、ベンツやBMWなどの外国車に乗るケースが多いようだ。

せめて〝セカンドカー〟でもいいから、広瀬にはワゴンRに乗ってもらいたいところだが、残念ながらそんな気はサラサラなさそうだ。