桑子真帆アナと和久田麻由子アナに“次世代エース”も参戦!NHK女子アナ四天王の覇権争い
「今後、〝司会の法則〟が崩れていくかもしれません」(テレビ局関係者)
先頃、NHKから発表された大みそかの『第74回紅白歌合戦』の司会者陣。
「タレントの有吉弘行、女優の橋本環奈、浜辺美波、同局の高瀬耕造アナウンサーの4人で、有吉と浜辺は初の大役。橋本は昨年に続く起用となりました」(芸能ライター・小松立志氏)
しかし、この起用に局の内外から疑問の声が上がっているのだ。
「女子アナの名前がありません。『紅白』では、2021年にそれまでの『紅組司会』『白組司会』『総合司会』が廃止され、呼称はすべて『司会』に統一されましたが、それにしても、その存在が慣例(?)となっていた〝あの2人〟が出ないというのはどういうことでしょう。何か事情があるとしか思えません」(女子アナライター)
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2人とは、桑子真帆アナ(1987年5月30日生まれ・36歳。2010年入局)と和久田麻由子アナ(1988年11月25日生まれ・34歳。2011年入局)のこと。
「17年以降、〝桑子・和久田時代〟に突入し、17年、18年、20年、22年は桑子アナ、19年、21年は和久田アナが司会を務めました」(NHK関係者)
NHKをめぐっては近年、「紅組司会」を務める女子アナが、その時点における〝局の顔〟であるという暗黙のルールのようなものがある。
「もちろん、今年の司会の高瀬アナは看板報道番組を歴任し、現在、朝の連続テレビ小説『ブギウギ』でナレーションを務めるなど話題性もありますが、年末の〝国民的お祭り番組〟に華やかな人気女子アナがいないというのは、寂しい気がします」(スポーツ紙記者)
出産・子育てに配慮
一体、どのような背景があるのか。21年9月に俳優の小澤征悦と再婚した桑子アナは、幸せな家庭作りに力を入れているとされる。
「最初の結婚のときは〝スレ違い夫婦〟〝レス夫婦〟など、さんざん叩かれましたからね。2度目の失敗は絶対に許されないという気持ちが強いみたいです」(女子アナウオッチャー)
小澤の父は、世界的指揮者の小澤征爾氏。
「このところ体調が芳しくなく、ずっと車椅子での生活。彼女は〝早くお義父さまに孫の顔を〟と、日々励んでいるということです」(芸能関係者)
桑子アナはいつ産休に入ってもおかしくないのだ。
「そうした中、本番の大みそかまでプレッシャーがかかり、当日も異様な緊張感に包まれる『紅白司会』というハードな仕事を今年は求めなかったという側面もあったと思います」(前出・女子アナライター)
実際、桑子アナのレギュラーは現在、昨年4月からキャスターを務めている報道番組『クローズアップ現代』のみ。
「しかも、放送は月曜から水曜の週3日。NHKの気の使い方、気配りはハンパじゃありません。フリーになってほしくないのでしょう。早く、〝おめでた発表〟があればいいんですけどね」(放送関係者)
今年4月、『ニュース7』(月〜木)のキャスターとして〝スピード復帰〟した和久田アナはどうか。
「もともと、喉に力を入れてアナウンスするタイプでしたが、6月ごろから声がややくぐもるというか、高音域を出す際に苦しそうに見えるシーンが増えました」(民放関係者)
昨年夏に第1子を出産し、復帰するまで産休はわずか1年程度だった。
「乳飲み子を抱えながら、月曜から木曜の帯番組を担当するのは超ハード。万全の体調で臨めないのは、むしろ当然のこと。残念ながら、体形も元の〝わくまゆ〟に戻っていません」(前出・女子アナウオッチャー)
一部SNSでも、
《和久田さん喉の調子悪そう》《声が低くなった》といった心配の声が上がっていた。
「番組中の表情にも快活さが見られません。無理がたたって、夫婦関係にも影響がなければよいのですが…」(前出・女子アナライター)
NHKとしては『紅白』の司会に和久田アナを使いたい気持ちはあったようだが、このような状況では諦めざるを得なかったのか。
「出産後であることを配慮し、『ニュース7』を通常より1日少なく週4日出演にするなど局も相当気を使っています」(前出・NHK関係者)
何やら、桑子アナと同じ対応だ。
中山アナの下半身は“開かずの扉”
「いくら経験者とはいえ、尋常ではないストレスがかかる『紅白』の司会は、ママとして育児をしている和久田アナにはとても無理。世論にも配慮して頼めなかったのでしょう」(前出・女子アナライター)そんな2人の先輩を横目に見つつ「次は私」と野望を抱いていたのが林田理沙アナ(1989年12月19日生まれ・33歳。2014年入局)だ。
「『ニュース7』の和久田、『クローズアップ現代』の桑子、そして『ニュースウオッチ9』の林田へと続く流れは〝勝利の方程式〟と呼ばれています」(前出・NHK関係者)
滑舌の良さ、聴き取りやすい声が高く評価されている林田アナ。『ブラタモリ』で5代目アシスタントを務めていた頃、タモリから名前を重箱読みされ、〝リンダ・リンダ〟と呼ばれて可愛いがられた。
「長崎生まれの神奈川育ち。リスのようなカワイらしい容姿に反して、湘南白百合学園〜東京芸術大学音楽学部卒、同大学院音楽研究科修了という〝異色の経歴〟の持ち主です」(前出・女子アナライター)
〝思い出づくり〟にとアナウンサー試験にチャレンジしたところ、見事合格。件の『ブラタモリ』卒業時にはタモリから、
「ご出世なさいませ」
とエールを送られた。
「一時、〝コース〟から外れたことがありましたが、天然キャラの持ち味を生かして報道番組のMCの座をつかみました」(前出・女子アナライター)
林田アナは絶対音感を持つことで知られる。
「ですから『紅白』の司会などピッタリ。来年司会の可能性はあります」(音楽関係者)
ただ、気になるのは林田アナも人妻で「妊活中ではないか?」という点だ。
「実は昨年、ひっそりと一般男性と結婚したことが明らかになりました。〝おめでた〟となれば産休に入るし、司会は先送りとなります」(前出・NHK関係者)
ダークホース的存在だったのが、林田アナと同期の中山果奈アナ(生年月日非公表)だ。
「週末、正午のニュースなどでおなじみです。東大卒の才媛で、いかにもNHKの女子アナという感じです。カチッとしていて〝スキ〟がありません。ましてや、下半身などは〝開かずの扉〟と言っていいでしょう。独身説が有力です」(前出・女子アナウオッチャー)
もしNHKに入局していなかったら、金融業界に入っていたという。
「超一流企業から内定をもらっていたそうです。真面目で几帳面な性格。ニュース原稿読みも完璧。古きよき時代の伝統を引き継いだ女子アナです」(前出・スポーツ紙記者)
その上、危機管理能力も優れている。
「突如、入ってきたニュースにも冷静に対処できる。昨年の安倍元首相の銃撃事件の際も落ち着いて伝えていました。なので、ハプニングの多い『紅白』の司会もできるのではと期待の声が上がっていました」(前出・小松氏)
ともあれ今年の『紅白』を、彼女たちは固唾をのんで視聴するに違いない。
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