米国メディアは北朝鮮の金正恩総書記の実妹・金与正党副部長を「世界一危険な女」と名指ししている。
「米国メディアの金与正報道は辛辣です。FOXニュースは『北朝鮮の専門家は一様に世界一危険な女』と評していますし、『北朝鮮の核兵器に関する権限を持っている可能性がある』とも指摘している。また、ニューヨーク・タイムズ紙は正恩氏と比較して『彼は獰猛だが、彼女はさらに獰猛だ』と評しています。オーストラリアン・ファイナンシャル・レビュー紙は、ただ単に『自分の神経を逆なでする』というだけの理由で、政府高官の処刑をたびたび行っていると報じている。こうした残酷さから与正氏は政府や軍高官から『血に飢えた悪魔』と密かに呼ばれ、忌み嫌われているとも伝えています」(北朝鮮ウオッチャー)
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与正氏の「扱い」に変化が
その与正氏に強大なライバルが出現した。それが正恩氏の愛娘・金主愛だ。
「彼女の呼称は、まだ一度も名前が報じられたことがないにもかかわらず、『愛するお子様』から『尊貴であられるお子様』、そして『尊敬するお子様』へと変化しました。『尊敬する』というのは、北朝鮮体制では最高指導者の枕詞と変わりません。主愛が後継者として確定したとまでは言えなくても、後継候補者の1人であることは間違いない。こうした呼称など一連の動きは、正恩氏の妻・李雪主氏の働きかけでしょう。娘の扱いをどうするかを決める権限を持つのは、正恩氏夫妻しかいませんから」(同)
主愛の動きと対照的なのが与正氏だ。与正氏は正恩氏のロシア訪問に同行したが、公式報道では一切名前が出ていない。
「朝鮮中央通信が公開した写真を見ると、ようやくそれと分かる程度の豆粒大の姿か、体が半分に切れているような中途半端な姿しか出てきていません。李雪主氏にしてみれば、何でも表に出たがる与正氏が目障りなのです。与正氏の部下や取り巻きは多く、いずれ主愛氏に対抗する勢力ともなりかねませんから警戒を怠らないのです」(同)
女の権力闘争は、これからが本番だ。
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