のん(能年玲奈) (C)週刊実話Web
のん(能年玲奈) (C)週刊実話Web

女優・のん“ジャニーズ新会社”のおかげで再ブレーク!? ようやく地上波復帰か

旧ジャニーズ事務所の性加害問題を巡り、同事務所から社名変更した『SMILE-UP.(スマイルアップ)』の東山紀之社長が、近く設立されるタレントのマネジメントなどを担う新会社の社長就任を辞退した。


旧事務所が10月2日に開いた記者会見では、SMILE社は被害者への補償に専念。タレントのマネジメントや育成を担う会社を新たに設立し、社名はファンクラブを通じて31日まで公募。その2つの会社の社長を東山が兼務する予定で、東山は年内でのタレント引退を宣言していた。


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東山に代わる新会社の社長には、女優・のんがエージェント契約しているコンサルティング会社『スピーディ』の代表取締役社長・福田淳氏が就任する方向で固まり、すでに所属タレントにも説明がなされているという。


福田氏は日大芸術学部卒。ソニー・ピクチャーズエンタテインメントを経て、社内起業したソニー・デジタルエンタテインメントの社長を務め、17年にスピーディ社を設立。ブランドコンサルタントとして活動し、エージェント業、アートギャラリーの運営、出版業など多岐にわたるビジネスを手がけている。

いまだに続くレプロへの忖度…

「コンプライアンスやガバナンスの視点から、さすがにジャニー喜多川氏の息のかかった旧ジャニーズの所属タレントが社長に就任するのはおかしい、という空気になり、東山も同意。となると、副社長以下のポストも旧ジャニーズの所属タレント以外で、なおかつ外部から招聘した人物で固められることになりそうで、まったくの別会社になるだろう」(テレビ局関係者)

福田氏がマネジメントするのんといえば、2013年に『能年玲奈』の芸名でNHK朝ドラ『あまちゃん』のヒロインを務め、大ブレーク。しかし、当時の所属事務所『レプロエンタテインメント』と契約問題でモメ、芸名を使えずに『のん』に改名した。


テレビ番組への出演はないが、多くの企業と広告契約し、女優業では主演映画『私をくいとめて』(20年)などでの好演が評価されている。


「以前、福田氏は、一部メディアのインタビューでテレビ各局がいまだにレプロへの忖度でのんにオファーしないことを暴露。しかし、福田氏が旧ジャニーズの新会社の社長に就任することで、テレビ各局もすり寄ることになり、自然とのんへのオファーも増えるのでは」(芸能記者)


ようやくのんの〝テレビ復帰〟がかないそうだ。