女優の波瑠が、テレビ朝日系で来春放送される『松本清張ドラマスペシャル「ガラスの城」』で主演を務め、女優の木村佳乃と共演することがわかった。
原作は、社員旅行中に起きた不穏な殺人事件を糸口に、一流企業にはびこるさまざまな欲望と犯罪の構図を鮮烈に描いた松本清張氏の傑作社会派ミステリーだが、舞台を大手商社に移した〝令和版〟としてドラマ化する。
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波瑠はとにかく地味で暗く、愛想がないが、仕事は早くて正確。しかしながら、出世とは無縁の一般職として地道に働く主人公・的場郁子、木村は出世頭のバリバリのキャリアウーマンである課長・三上田鶴子を演じる。
「テレ朝が得意の、バチバチの〝女のバトル〟が繰り広げられる清張作品のドラマ化。波瑠は18年4月期のテレ朝の主演ドラマ『未解決の女 警視庁文書捜査官』が当たったが、このところ各局の奪い合いでなかなかテレ朝のオファーを受けられなかった。今回のドラマが当たったら、連ドラ化されるかもしれない」(放送担当記者)
東山夫妻の味方はテレ朝だけ…?
木村といえば、夫の東山紀之は、旧ジャニーズ事務所(現SMILE-UP.)だけでなく、当初は故ジャニー喜多川氏の性加害問題を受けて設立される新会社の社長も務めるかと思われた。
結局、別の人物が社長を務めることが発表されたが、木村も同問題の影響を避けることはできなかったようだ。
「先方は契約の終了を主張しているが、木村が出演していた『公文』のCMがいつの間にか放送されなくなってしまった。また、来年1月期の阿部サダヲ主演ドラマ『不適切にもほどがある!』(TBS系)のキャスト陣は、20年の同局系ドラマ『恋する母たち』のキャスト陣がそろったが、木村は外された」(芸能記者)
そんな中、旧ジャニーズとのズブズブぶりが知れ渡ってしまったテレ朝は、木村を起用。今後、木村と東山を囲い込むことになりそうだというのだ。
「東山は新会社の社長に就任しないので、現役復帰することになるだろう。人気ドラマシリーズ『刑事7人』、ドラマスペシャル『必殺仕事人』で主演を務めているが、テレ朝系のこの2作品を中心に仕事をこなすことになるのでは。木村は脇役で、頻繁にドラマのオファーがありそうだ」(同・記者)
もはや、夫婦はテレ朝に足を向けて寝ることができないだろう。
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