体の左右どちらか一方に痛みを伴う赤い発疹や水ぶくれができる「帯状疱疹」を発症する人が、若い世代に急増している。
「この病気は過労やストレスが原因であることが多く、50〜70代に多く見られ、80歳までに3人に1人が発症するといわれている。ところが、近年は加齢に伴い発症するものとは別に、20〜40代でも発症するケースが増えているのです」(都内の皮膚科医)
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帯状疱疹を発症するとかゆみやピリピリ、チクチクとした痛みのほか、ズキズキとした強い痛みに襲われることがある。患者によっては内臓疾患を疑うケースも多いが、顔面に発症すると顔面神経まひや難聴を引き起こすこともあるから侮れない。要は「皮膚病ではなく神経の病気」(同)と言えるのだ。
そのため帯状疱疹を治すには、体内に潜むヘルペスウイルスの一種である「水痘・帯状疱疹ウイルス」を退治しなければならないという。
重傷の場合は入院も…
通常は抗ウイルス薬を投与し、2〜4週間で症状が治まることも多いが、重症の場合は入院治療が必要。痛みが長期間持続する「帯状疱疹後神経痛」という後遺症に移行することもあり、実にやっかいな病気なのだ。
だが、なぜこの病気が若い世代を含めて増加しているのか?
「原因はコロナ禍でのストレスや運動不足、新型コロナに罹患して免疫力が低下していることなどが考えられる。ちなみに、米国感染症学会の学術誌には、コロナに感染した50歳以上の患者は、感染しなかった人に比べて帯状疱疹の発症リスクが15%も高かったという研究結果も報告されているほどなのです」(都内の内科医)
ともあれ、若者も中高年&高齢者も、異変を感じたら早期に受診することが肝要なのだ。
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