
千葉県鴨川市長選(3月7日投開票)で、自民党推薦候補と、対立候補の双方に関係を持つ自民党県議の立看板に、当人らを誹謗中傷する書き込みが発生。根深い背後関係があるのか、市民を困惑させている。
鴨川市長選は、自民党が推薦する前千葉県道路公社理事長の吉田行伸氏と、元市長の本多利夫氏が推す長谷川孝夫前市長の一騎打ちの様相を呈している。
「1月中旬、自民党の川名康介県議の事務所前に設置された吉田氏と川名県議の立看板に、スプレーで誹謗中傷する書き込みがあったのです」(地元関係者)
本誌は市の関係者から、同事件に関係すると思われるメモを入手した。それによると、昨年12月27日、館山市の会館で自民党が推薦する千葉県知事選候補の関政幸氏、鴨川市長候補の吉田氏の激励会が開催され、浜田靖一元防衛大臣、川名県議らが、関氏、吉田氏の応援演説を行ったとある。
「その後、自民党鴨川支部が川名県議事務所に吉田候補の看板設置を依頼したんですが、『少し考えさせてくれ』と煮え切らない対応だったようです。結局、看板設置を了承したんですが、参院議員を含めた5名の中に、なぜか対立候補である長谷川氏の看板もあったのです」(全国紙記者)
二股をかけた?
そして、冒頭で触れた立看板の顔に、『死ね』の落書きがされたわけだ。
「それと前後して、長谷川氏の広報誌『とどけ民意の会』1月号には〝川名県議が長谷川候補の支援を表明〟との見出しとともに、応援メッセージが写真付きで掲載された。要は、川名県議が鴨川市長選候補者に二股をかけたのか、そうせざるを得ない理由があったのでしょう」(同)
地元で影響力のある亀田総合病院とホテル三日月は、前回の市長選では長谷川氏を応援していたが、今回は吉田氏の支援に回っている。
また、現段階で吉田氏に関するスキャンダルは伝わってこないが、長谷川氏と本多元市長には反社疑惑の怪文書が出回っている。
風雲急を告げる鴨川市長選から目が離せない。
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