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NHK紅白“艶系女優”温泉接待の過去…いまでも続く実権握る人物との癒着

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NHK (C)週刊実話Web

ジャニーズ事務所創業者のジャニー喜多川氏による性加害問題で、今年の『第74回NHK紅白歌合戦』に異変が起きている。音楽プロ関係者からは「ジャニーさんの元所属タレントへの性加害事件のように、紅白スタッフと芸能プロ、レコード会社の関係を検証すべきだ」と癒着を追及する声が上がっているのだ。


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「毎年この時期になると、紅白出場者の内定情報が流れます。紅白関係者が小出しに情報をリークしているからですよ。視聴者が〝なんでこの人やグループが?〟と疑問を投げかける内定者もいる。長い間、紅白の一部関係者と芸能プロやレコード会社の切っても切れない癒着があるからです。少なくとも昨年までは、紅白に影響力を持つ芸能プロのオーナーから関係者が接待漬けにされています。NHKはジャニーズ事務所同様、紅白選考の裏側も検証すべきです」(大手プロ役員)

その昔、レコード会社、芸能プロからの賄賂で〝家一軒建った〟というウワサがまことしやかに飛び交うほど、出場歌手選考の実権を握る人物には癒着話が付きまとっていた。

紅白のキャスティングを牛耳る男

「今は違いますが、演歌歌手は紅白に出て全国的に名前が売れると、地方営業の興行1パッケージ200万円(歌手、前歌、司会、バンド込み)が、一気に500万円以上にランクが跳ね上がったものです。だから紅白に出場させるため、有力者に使う金は惜しまなかった。バブルが弾けて以降は、地方営業も激減しましたが、演歌歌手にとって紅白出場はステータス。関係者に対する接待攻勢は止みませんでしたね」(元レコード会社宣伝マン)

2004年、元NHK芸能番組プロデューサーが番組制作費詐取でNHKから詐欺容疑で刑事告訴され逮捕。06年、懲役5年の判決が確定している。

「彼は紅白のキャスティングも牛耳っていた。しかも、制作費を詐取するだけでなく、音楽番組やドラマにも影響力を持ち、1回キャスティングする度に企画料の名目で50万円振り込ませていた。彼の恩恵に浴していた局員は何人もいました」(芸能ライター)

紅白関連でいえば、こんな接待もあったという。

「艶系女優と温泉に行きたいという紅白関係者がいて、事務所から5人集めて高速道路のパーキングエリアで面通し、2人が選ばれた。残りの3人は事務所関係者に連れて帰ってもらい、2人を群馬・伊香保温泉に連れて行った。その時の費用は、レコード会社と紅白出場させたい歌手の事務所との折半でした。大なり小なり、紅白関係者への接待攻勢は、いまも連綿と続いていますよ」(前出・元レコード会社宣伝マン)

異変が起きた今年の出場者の顔ぶれはいかに。

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