旧ジャニーズ事務所（現SMILE-UP.）の人気グループ・嵐の二宮和也が24日、ファンクラブサイト内で公開した動画で、事務所から独立し個人で活動していくことを発表した。

しかし、嵐からは脱退せず、グループとして再開する際には、メンバーとして活動していくという。

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二宮は独立を決意した経緯について、「1回目の事務所の会見以降、自分の活動にも多くの影響が起き始め、正直な話、僕も怖くなったし、不安な気持ちにもすごくなり、これからどうしていこうかなと考え始めました」と説明した。

そのうえで、旧ジャニーズ事務所の社名が今月17日から『SMILE-UP.』に変わったことで、「個人的に引っかかってしまうことがありました」と心境を告白。そして、「一つ一つの仕事に向き合い、また自分の人生を歩んでいく。後悔しないためにも、今回このような決断をさせていただくこととなりました」とした。

また、嵐の活動については、「僕は明日からも嵐です。この先ずっと僕は嵐がある以上は嵐なので、それはもう安心していただきたいです」と脱退はキッパリ否定。「嵐が再開するときはメンバーとして活動する」などと明言した。

辞めてもグループ活動OKなら…

この決断に対してネット上では意外なことに、《むしろ本当に新会社とエージェント契約を結んで大丈夫か？と今後をしっかり考えた結果だと感じる》《理由を率直に語っているのが、また最初に発表したのが勇気もあっただろうし、私は好感を持ちました》など、二宮の独立を支持する声も多くあがった。

「妻子持ちの二宮だけに、契約金のデカいCMの新規オファーが、いつ来るか分からない状況にガマンならなかったのでは。嵐がいつになったら活動再開するのかメドが立っていないのも、二宮の独立を後押しした原因の一つかもしれない。二宮に追随する嵐のメンバーがいてもおかしくないだろう」（芸能記者）

事務所名が変わったことに伴い、二宮、Hey！ Say！ JUMPの山田涼介、KAT-TUNの中丸雄一、Sexy Zoneの菊池風磨がメンバーで更新停止中のYouTubeチャンネル・ジャにのチャンネルについては、一部報道によると「これからも未定で、これから協議していく」とのことだが、大きな動きがあるかもしれない。

「事務所名の変更のみならず、二宮の独立があるから更新を停止したのでは。独立してもグループとしての活動がOKということであれば、山田や中丸、菊池も二宮と同じ動きをしそう」（同・記者）

〝辞めジャニ〟の所属事務所としては、元SMAP3人の『CULEN』、元ジャニーズ副社長の滝沢秀明氏率いる『TOBE』が知られているが、二宮率いる退所組の第三勢力が誕生するかもしれない。