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『美女ざんまい』~旅作家/女優・歩りえこインタビュー

旅作家/女優・歩りえこインタビュー
旅作家/女優・歩りえこインタビュー (C)週刊実話Web

歩りえこは大学在学中から始めた一人旅で、南極を除く世界5大陸・94カ国を制覇。現地で知り合った人の家に居候しながら旅を続けるという独特のスタイルが話題を呼び、その体験談や行動力の秘密を聞きたいと講演会は大人気。昨年1月には自著の『ブラを捨て旅に出よう』が女優・水原希子出演でHuluよりドラマ化されたことでご記憶の方もいるだろう。おまけに彼女はGカップの派手すぎるボディーの持ち主。グラビアアイドルとしても引く手あまたで、付いた呼び名は「旅ドル(旅するグラドル)」。8本のイメージDVDを発売したが、2014年の結婚を機に旅は一休み。3年後に離婚し、このたび6年ぶりにグラビア活動を再開したという。その近況に迫った――。

歩 今回のグラビア復帰は、偶然というか、降って湧いたようなお話だったんです。コロナ禍で講演会や対面イベントが思うようにできなくなっていて悩んでいたところ、昔、お会いしたことのある山岸伸先生という大御所カメラマンさんに10年ぶりにお会いしたんです。すると先生はアラフォーの私に向かって「今の方が熟れてていいんじゃない? 熟女好きにはウケるよ」と、復帰に悩む私の背中を押してくださって。2日後には沖縄ロケが決まり、数週間後には撮影していました。トントン拍子で進んだことに本当に驚いているんです。

――6年ぶりの撮影ですか。どんなテーマで臨んだ?

歩 私の中で考えていたのは「大人の秘密旅行」です。車の中でイチャイチャしたり、男の人(カメラ)を引っ張って誘惑するなど、エッチな妄想が膨らむように頑張りました。網タイツを胸まで引っ張り上げ、衣装代わりにしたシーンもあるんですよ。上半身は裸なので、乳首には小さいニプレスが貼ってあるだけでした。

――肉付きもかなりよく、熟れ熟れ感満載ですね。

歩 少しはシェイプアップしたんですけどね。Fカップだったおっぱいは今回、Gカップになっていました。それだけ全体的にムッチリしています。きっと、抱き心地はいいですよ♪

海外ではか弱そうに思われるらしくて(笑)

――他に、Vゾーンなど手入れも大変だったのでは?

歩 そこはもう、全剃りして臨みました。ハミ出していないか、生えかけのヘアが布地からツンツン出てないかと気にするより、ツルツルの方が安心ですから。

――パイパンは恥ずかしくないですか?

歩 恥ずかしいですよ。今回のホテルには大浴場がついていたので、撮影が終わると毎晩そこに入るんです。みんなは毛があるのに私だけないから、視線を感じたような気がしちゃって…。

――バックパッカー時代の話も聞かせてください。訪れた国では必ず居候をしてきたそうですが、どうしてそんなことを?

歩 その土地に行くだけなら、誰でもできると思うんです。私はそこに生きる人たちの食生活や文化を見たかったから、一緒に住んで寝食を共にした方がいいかなと。

――女を武器に近寄る?

歩 いえいえ。そうではなくて、私と会った人は、だいたい「1人にしておくと危なっかしい」という同情みたいなところから始まるんです。たとえば、長距離バスで隣り合った人と話しているうちに、「じゃあ、うちに泊まれば」とか。会話の中からその家が何十人もいる大家族だということが分かれば、安心してお世話になっていました。私、日本にいると、思い切り強そうな女性に見られるんですけど、海外ではか弱そうに思われるらしくて(笑)。

――大家族なら年頃の息子もいる。夜這いをかけられたりしなかった?

歩 ありますよ。まあ、キスを迫られたくらいでしたけど。一番ヤバイ思いをしたのはモロッコかな。居候している家族と砂漠の観光に行ったときのことです。20人くらいの大家族でしたが、暑さなどで次々にリタイア。最後に残ったのは私に居候を持ち掛けてくれたイケメンの息子だけでした。2人きりになると、頼れるのはその人だけ。星はきれいだし、体はしんどいしで、なんだか急に王子様に見えてきちゃったんですね。その気持ちが伝わったのか、彼は突然私に求婚してきたんです。「いや、それとこれとは…」と思いながら答えに窮していると、「結婚してくれないなら俺はこの身を焦がす」と言いだして、タバコの火を腕にジュッと。

――根性焼きだ!

歩 それが7回も続いたんです! 「イエスと言え」と。私、根負けしてイエスと言ってしまったんです。根性焼きは終わりましたが、夜が明けたら、その足でカサブランカの日本大使館に連れていかれました。許可を得るためです。

日本人とは比べものにならないくらいグイグイ

――展開が早い。

歩 でも、門番(?)の方が「この子は嫌がってるんじゃないか?」という押し問答になって。私の顔、かなり怯えていたんだと思います。そんなことがあって、この人から逃げないとまずいと思い、荷物をほとんど置いたまま空港に向かい帰国しました。

――危機一髪だったわけだ。

歩 でもその後、私のことをフェイスブックで発見されちゃって。リエコという名前しか教えてなかったのに、必死に探したらしいです。以来、10年くらいずーっと「愛してる」というメッセージが届き続けました。

――その人とはエッチしてなかったの?

歩 モロッコの宗教的にそういうことには厳しいので、なかったです。

――逆に、アバンチュールが一番多かった国はどこですか?

歩 アメリカと台湾かな。みなさん、すごく積極的なんです。日本人とは比べものにならないくらい、グイグイ来ます。特に台湾ではモテましたね。

――そういった話をライブで聞く機会はありますか?

歩 実はいま、YouTubeに動画を毎日アップしているんです。『あゆみちゃんねる』という番組で、始めたのは2018年の12月。ダイエットとか美容、もちろん旅行の話や色っぽいネタも交えています。自分で撮って、編集も自分でしていて、20年の1月1日からは毎日投稿しています。かれこれ400本を超えたんですよ。

――なんと、ユーチューバーにもなっていましたか。どんなネタがバズる(反響がある)んでしょう?

歩 真面目な下着紹介が一番ウケますね。私が輸入物の下着を身に着けて、デザインのよさとかお勧めのポイントを話すんです。Gカップもあると、日本製の下着はあまり似合わないので、可愛くておしゃれなのを海外のサイトから探してきては披露しています。よかったら遊びに来てください。

歩りえこ◆あゆみりえこ 1981年9月22日生まれ。T160、B92・W60・H90。国立台湾大学在学(休学中)。最新DVD『アムール』がGreenレーベルより発売中。

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