AKB48の最年長メンバー・柏木由紀(32)が、10月20日のコンサートでグループからの卒業を発表した。
62枚目のシングル『アイドルなんかじゃなかったら』の発売を記念し、日本武道館で開催されたコンサートの初日。柏木が「AKB48が重ねてきた歴史が私たちにとっても宝物ですし、これからも大切にしていきたいです」と切り出し、「みんなにこれからのAKB48を引っ張っていって、グループを大きくしていってほしいなと改めて思いました。なので、私、柏木由紀は、AKB48を卒業しようと思います」と決意を口にしたのである。
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実は、今年に入ってグループからの卒業を発表したのは、柏木で35人だ。
「今年2月にはレコード会社を移籍し、4月には『チームA』、『チームK』、『チームB』といったおなじみのチーム制も廃止されました。とくに大手スポンサーのバックアップにより全国47都道府県の代表メンバーで結成された『チーム8』の解散は人気低迷に悩む今のAKB48を象徴する出来事でした」(アイドル誌ライター)
課題は経費削減と世代交代
こうした中でのメンバーの卒業ラッシュは、〝リストラ〟といった見方もあるようだが…。
「そう捉えて間違いないでしょう。チーム制の廃止も経費削減の意味合いが強いですし、シビアな話、今のAKB48には客を呼べないメンバーを抱え続けられるほどの余裕はない。新たな所属レコード会社は外資系でビジネスにはよりシビアでしょうし…」(同・ライター)
一気に〝解散風〟が吹くこともあるのか。グループの内情を知る広告代理店関係者はこう明かす。
「すでに昨年の時点でグループ解散の噂も業界内に流れていました。結果的には新たなスポンサーが見つかり、レコード会社を移籍することで何とか〝延命〟を図ったのですが、現状もけっして安泰とは言えません。長年グループを牽引してきたエースの岡田奈々が熱愛スキャンダルをキッカケに4月で去り、韓国や中国でも人気の『IZ*ONE』でブレークした本田仁美も来年1月で卒業することが発表されていますからね」
ただ、新たなメンバーを募る19期生のオーディション開催も決定しており、最終審査が来年1月27日に行われるとあって、すぐに解散というわけではなさそうだ。
「近年加入した若手メンバーのレベルは高いという声もありますし、とりあえずは規模縮小や経費削減に力を入れつつ世代交代を推し進め、再起を図ることになるでしょう。もっとも、1~2年の間に結果が出なければ解散も十分あり得ると思います」(同・関係者)
結成18年目を迎える国民的アイドルグループは、晴れて20周年の節目を迎えることができるのか。
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