左から、井ノ原快彦、東山紀之 (C)週刊実話Web
左から、井ノ原快彦、東山紀之 (C)週刊実話Web

旧ジャニーズ担当記者はコンサート行き放題!新体制で廃止されそうな“うらやましすぎる”利権

フリーアナウンサーの古舘伊知郎が、8日に放送された読売テレビの討論番組『そこまで言って委員会NP』に出演し、テレビ各局と旧ジャニーズ事務所(現SMILE-UP.)の癒着ぶりを明かした。


古舘といえばテレビ朝日を退社後、フリーとして各局で活躍。旧ジャニーズ勢が何組も出演していたフジテレビ系の音楽番組『夜のヒットスタジオSUPER』の司会を務めていた時期もあっただけに、その口から出た話はかなりのリアリティーがあった。


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古舘は、「ジャニーズ帝国を、帝国たらしめていたのはテレビですよね。だから反省しているレベルでは収まらない。どう検証するんだ? このズブズブを…という時には、それこそBPO(放送倫理・番組向上機構)を使うべきだと思うんですよ」と提言。


そして、「忖度もあった…じゃなくて、忖度そのもの。各局にジャニーズ担当がいて、しっかりズブズブになっていくわけですよ。銀座のクラブの請求書もジャニーズに送るとか、そういうことが日常的にあるぐらいジャニーズは強かったわけですよ」と明かしたのだ。

ファンにはうらやましすぎる利権…

「テレビと各スポーツ紙の旧ジャニーズ担当は、かなり優遇されていたようだ。金銭の授受もうわさされていたが、担当は口が堅くてなかなか漏らさない。とはいえ、各担当のとっておきの利権はコンサートチケットの優先権だろう」(元スポーツ紙記者)

通常、コンサートチケットを入手するには、入会金1000円、年会費4000円を支払って、推しのグループのファンクラブに入会。そのうえでチケットを申し込み、抽選に当たった会員のみがゲットできる。


そのため、本人のみならず、家族や友人らの名前を借りて複数の名義でファンクラブに入会し、当選確率を上げようと努力するファンも多い。しかし、人気グループになればなるほど当たらず、高額での転売が後を絶たないのが現状だ。


「担当は決まった枚数だが、お願いすれば希望の日時のチケットを定価でゲットできる。ただし、嵐は人気過ぎて事務所側が指定した日のチケットしか取れなかったようだ。それでも、ファンからすればうらやましい限り。ただ、新体制ではそういった癒着を排除する方向のようで、その優先権もなくなりそうだ」(同・記者)


旧ジャニーズ担当のうま味は激減しそうだ。