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のんがやっと「民放ドラマ復帰」か…ジャニーズ性加害で浮き彫りになった“事務所忖度”の実情

のん(能年玲奈)
のん(能年玲奈) (C)週刊実話Web

旧ジャニーズ事務所の性加害問題を背景に、テレビ局の同事務所に対する忖度が問題視されているが、こうした動きの中で注目を集めている女優がいる。それがのん(30)だ。

「ご存じの通り、彼女は能年玲奈の芸名で、2013年のNHK朝ドラ『あまちゃん』のヒロインを務めた女優だが、今もテレビ復帰できずにいる。理由は退社した前事務所のレプロエンタテインメントとの契約をめぐり裁判沙汰に発展。騒動が収まり名前を『のん』に改名して再出発を図ったものの、その後ドラマはおろか民放番組から姿を消したままなのです」(映画業界関係者)


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一部報道によると、のんは17年3月から放送されたLINEモバイルのCMに出演、「改名後初のCM」と話題を呼んだが、その際もトラブルがあったことが伝えられているという。

「現在も彼女のマネジメントをしているエージェントによれば、『起用をやめろ』という脅しの電話も各方面にあったが、最終的にクライアントがCM起用に踏み切ってくれたそう。レプロは大手芸能事務所の系列で当時は業界に影響力があり、のんの起用を控える動きも多かったが、これが突破口となってCM業界は起用を解禁した。テレビ界だけが、その後も無駄な忖度を続けてきたのです」(芸能記者)

衰退するブラック企業

ちなみに、こののんのエージェントによれば「現在は2年先までほぼ休みがないほど多忙で、仕事が充実している」らしいが、一方のレプロはここ数年、衰退の一途をたどっている。

「のんとの契約問題をめぐる報道で、レプロがかなりの〝ブラック企業〟で、タレントを大事にしない会社であることが浮き彫りになってしまった。そのためか、吉川ひなの、長谷川京子、時任三郎ら事務所を成長させた功労者が続々と退社。新垣結衣はいまだマネジメントを任せているようだが、社長と対立した幹部らも閑職に追いやられた末に退社し、すっかり求心力を失っているのです」(事情通)

となると、そろそろのんに〝民放ドラマ復帰のターン〟がめぐってくるかも。

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