橋本環奈の主演ドラマ『トクメイ!警視庁特別会計係』(カンテレ・フジテレビ系)の第2話が、23日に放送された。
初回の世帯平均視聴率は6.3%(関東地区、ビデオリサーチ社調べ、以下同)。今年月曜10時枠に放送されたフジ系ドラマと比較すると、7月期の『転職の魔王様』(初回5.4%)を上回ったものの、4月期『合理的にあり得ない』(同9.3%)、1月期『罠の戦争』(同9.3%)には及ばなかった。
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「共演者は沢村一樹や佐藤二朗、松本まりか、徳重聡、鶴見辰吾ら、刑事ドラマで見かけたことのある演技派の面々。肝心の橋本だけが、やや滑り気味のコミカルな演技を見せ、視聴者からは『コメディ感が強すぎる』とのツッコミが出ている。国民的人気を誇る橋本だが、ここにきて致命的な弱点が露呈してしまった」(芸能ライター)
橋本が演じるのは、お荷物の所轄・万町署の経費削減を命じられ、派遣された警察官・一円(はじめ・まどか)役。第1話では、実地を見て学びたいと殺人現場を訪れたが、誤ってスプリンクラーを稼働させてしまい、湯川哲郎(沢村)に脇を抱えられてその場を去った。
署内では、経費を使い過ぎだと橋本が刑事たちを責めたが、またも脇を抱えられ、足をバタバタさせながら部屋を退場。終盤では、橋本が犯人に襲われたが、警察官のはずなのにおろおろと地をはいつくばり、湯川に助けられて難を逃れた。
この脇を抱えられて足をバタバタしながら退場するシーンは、第2話でも登場。橋本の〝ドジっ子ぶり〟が悪い意味でドハマりし、刑事ドラマとは思えない展開が続いているのだった。
コメディ演技が板につきすぎた橋本環奈
「〝漫画の実写化といえば橋本〟というぐらい、橋本さんはこれまで数々のキャラクターを演じてきました。爆笑演出でお馴染みの福田雄一監督の作品には必ずといっていいほどキャスティングされ、特に、映画『銀魂』シリーズでのぶっ飛んだコメディ演技は大きな話題を呼びました。そのせいか、今回のような〝お仕事ドラマ〟に出演すると違和感があるのかもしれませんね」(民放関係者)
まだ第2話が終わっただけだが、すでに〝爆死臭〟も漂っているという。
「橋本がビシバシと経費削減するストーリーかと思いきや、あろうことか殺人現場で大騒ぎするなんて、いくらなんでもリアリティーがなさすぎる。警察官姿も『リクルートスーツみたい』とやゆされる始末。このままでは視聴率は下降の一途をたどる。早いうちに橋本の〝艶シーン〟を入れるべき。『ドクターX』(テレビ朝日系)の米倉涼子ばりの入浴シーンならいうことなし」(前出・ライター)
木村拓哉ではないが、そのうち〝どの役もハシカン〟といわれる日が来るのだろうか。
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