『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)が、〝若者向け〟に舵を切ったとの噂がささやかれている。
10月20日に2時間スペシャルが放送されるが、ゲストに大御所アーティストはゼロ。テレビ視聴者の中心である高齢者層を置いてけぼりにしたかのような出演陣に、憶測が飛び交っているのだ。
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今回のスペシャルには、人気グループ『GENERATIONS』や『WEST.』のほか、旧ジャニーズ事務所(現SMILE-UP.)から圧力を受けていたとされる『JO1』が初出演。元『BiSH』のアイナ・ジ・エンドもKyrie名義で登場し、これに一夜限りのSPバンドの一員として、お笑いコンビ『霜降り明星』の粗品がキーボードとして加わる。
今年大ブレークを果たした〝あのちゃん〟ことanoや、ロックバンド『羊文学』らもパフォーマンスを披露する予定だ。
78歳になったタモリの今後は…
ここまで20代中心の編成は、同番組にしては非常に珍しいことだという。
「これまでの『Mステ』の傾向として、出演者の中に活動歴の長い大物アーティストが1組はいた。8月4日放送の夏の3時間半スペシャルのときなんて、工藤静香、郷ひろみ、『サザンオールスターズ』が出演する豪華さだった。それが、今回はかなり若手に振り切ったラインアップ。視聴率を支える高齢者層への配慮をやめたのでしょうか」(芸能ライター)
そもそも2019年10月に『Mステ』が、午後8時台から同9時台に放送枠を移動したのは、「若者がより視聴しやすいように」との理由からだった。
4年の時を経て、いよいよ若者向けの番組作りにシフトするのか。
「以前からウワサされているが、78歳になったタモリの〝勇退〟が近いのでは。1987年4月に就任してから、36年もの長きに渡り司会を務めている。『笑っていいとも!』同様、ギネス世界記録に認定されており、間違いなく偉業ですが、そろそろ引き際を考えてもおかしくない。タモリが『Mステ』を去った後、テレ朝としては番組自体の若返りを図りたいのかも」(同・ライター)
高齢視聴者をあてにしないとなると、視聴率が心配だ。
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