『ザ！鉄腕！DASH!!』（日本テレビ系）は10月15日、3時間にわたるスペシャルを放送。重大発表をしたが、その内容はいたってスカスカ。番組を抜けるとみられる元『King ＆ Prince』岸優太の後任もパッとせず、今後の見通しは暗そうだ。

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生放送は、『TOKIO』国分太一が東京富士大学から新国立競技場までの5キロを歩く形でスタート。その間に企画『福島DASH村』のロケVTRなどを挟んだ。

VTRの合間に国分は寄り道を繰り返し、番組終了直前、都立明治公園前に到着した。

現地で、国分は整備中の同公園の一画に森をつくるプロジェクトに参加していると明かした。2024年1月の全面開園（今月31日に一部開園）に向けて整備する様子を紹介するという。

プロジェクトには『Sexy Zone』松島聡、『Travis Japan』松田元太らが関わることも明かされている。

また、DASH島で9年前に始めたものの、進行していなかった発電企画を再始動させるとした。

松島聡や松田元太では物足りない!?

このスペシャルの評判は、芳しくない。

理由の一つは、国分が重大発表をダラダラと番組終盤まで先延ばしにしたこと。いかにもテレビの古いやり口で、視聴者をうんざりさせてしまった。

放送直前に滝沢秀明氏率いる芸能事務所『TOBE』に移籍することを発表した元『King ＆ Prince』岸優太の扱いにも疑問が残った。

岸の出演が発表されたときは「ジャニーズの神対応」とネット上で称賛されたが、結局、福島ロケに参加しただけで生放送には登場しなかった。オマケに、番組を卒業するとも出演を継続するとも明かされず、岸のファンからブーイングが漏れている。

松島、松田は今回のプロジェクトを契機に出番を増やしそうだが、番組の人気向上に一役買う、とまではいかなそうだ。

「松島さん、松田さんもある程度の知名度はあるが、岸さんには到底及ばない。現在、DASH島では『SixTONES』森本慎太郎さんが力仕事を担当しているが、グループの人気が高いため、そうそう出演できなくなるかも。新たな柱が必要だが、同番組は昔から旧ジャニーズ事務所（現SMILE-UP.）メンバーのバーターで成り立ってきた。事務所の垣根を越えて、相応しい〝肉体派〟の人材を投入することはないだろう」（芸能ライター）

小粒なタレントを使い回して、窮地を乗り越えられるだろうか。