水谷豊、寺脇康文 (C)週刊実話Web 
水谷豊、寺脇康文 (C)週刊実話Web 

『ドクターX』やはり失敗しない?テレ朝“長寿ドラマ”ファンの期待感に温度差

10月も最終週となり、秋の新ドラマがそろそろ出そろった。


今期は西島秀俊と内野聖陽が主演する『きのう何食べた?』(テレビ東京系)や、『TOKIO』松岡昌宏が主演する『家政夫のミタゾノ』(テレビ朝日系)など、人気ドラマの続編も少なくないが、中には「えっ、またやるの?」という声が上がるほどの長寿ドラマもある。


もちろん、その筆頭は水谷豊が主演する『相棒』シリーズ(テレビ朝日系)だ。今回でついにシーズン22を迎え、水谷と相棒の寺脇康文に加え、川原和久、山中崇史などお馴染みのメンバーも出演する。


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2000年に始まった『相棒』シリーズは、これまで寺脇のほかに及川光博、成宮寛貴、反町隆史が〝相棒〟を務め、23年間に渡り放送を続けている。気がつけば水谷も71歳になっており、さすがに現役の刑事というには違和感があるだろう。


同局では、伊東四郎主演の『おかしな刑事』が03年から22年まで放送されたが、伊東が86歳になったこともあり終了。近年は『相棒』の視聴率も以前ほど高くはなく、いよいよ打ち切りがささやかれているようだ。


「シーズン21で寺脇が復帰し、いよいよ終わるのではと見られていたが、シーズン22が決まったことで、さらに続く可能性が出てきた。古希を過ぎた水谷ですが、関係者からは『おかしな刑事』超えを目指しているのではないかと冗談めかす声も上がっている。若い視聴者は昔のシリーズなど視聴しませんし、すっかり中高年層向けの番組になってしまいました」(芸能ライター)

米倉涼子が「致しません」?

一方、新シーズンが待たれているのは、米倉涼子主演の『ドクターX~外科医・大門未知子~』(同系)だ。

12年にスタートして以来、第7期まで放送されており、「私、失敗しないので」の決め台詞は流行語にもなった。


「米倉はデビューから27年間所属した前事務所を20年に退社しており、それ以降、『ドクターX』が放送されたのは21年のみ。来冬にシリーズ初の劇場版が上映され、フィナーレを迎えると言われていますが、公開に合わせてスペシャルドラマも放送されるとかで、ファンの期待が高まっています」(同・ライター)


関係者の話では、特定の役柄のイメージが定着することを嫌った米倉が、続編の出演に「致しません」とNGを突きつけたという。待ち望んでいるファンにとっては、残念なことだろう。


ほかにもテレビ朝日では、沢口靖子が主演する『科捜研の女』をシーズン23まで放送しているが、視聴者からは〝マンネリ化〟を指摘されている。


どうやら同じ長寿ドラマでも、ファンの間で〝温度差〟があるようだ。