創業者・故ジャニー喜多川氏による性加害問題をめぐり、ジャニーズ事務所は二度の記者会見を開いたが、事態は収まるどころか悪化している。

それに比例するように、評価を急激に落としているのが、看板俳優である木村拓哉だ。

「木村は、1回目、2回目の会見終了後、自身のインスタグラムに《show must go on!》、《一歩ずつ、前に！ PEACE!! STAY SAFE！ 拓哉》などと投稿。ほかのジャニーズタレントは、テレビ番組等でしっかりと自分の思いを語る中、木村は〝KYコメント〟をしたとして炎上しています。ジャニーズファンからもSNSで《空気の読めないオヤジ》と袋叩きにあいました」（スポーツ紙記者）

この騒動に便乗して、SMAPファンも木村に攻撃を仕掛けている節がある。

いまだにSMAP解散の原因は木村だと信じているファンも多く、これまでも〝裏切り者〟扱いされてきたのだ。

 

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木村は、元SMAPのメンバーとはかたくなに〝共演NG〟体制だったが、性加害問題の影響でCMスポンサーから切り捨てられ、評価も悪くなっている。

好感度を上げるため、〝昔の仲間〟との再会に動き出そうとしているとか。

「『週刊文春』によると今年7月、キムタクは楽屋で新しい地図の草彅剛さんと再会。いろいろと話しかける草彅さんに、キムタクは『あー』と返事するだけの塩対応だったそうです。この報道がプチ炎上したこともあり、キムタクは草彅さんとの共演を望んでいるようですね」（民放関係者）

因縁の相手を選ぶ理由には、ある大物放送作家の存在もあるという。

「『SMAP×SMAP』（フジテレビ系）に関わっていた放送作家の鈴木おさむ氏が、2024年3月末で放送作家業を引退すると発表。自身のX（旧ツイッター）で《SMAPが解散して120％の力が入りにくくなった》などと明かしています。鈴木氏を介して、電撃的な和解を木村が画策してもおかしくない。プライドが高い木村は、自分からは歩み寄れないが、鈴木氏を間に立てれば動きやすいハズ」（放送作家）

ジャニーズタレントが使いづらくなった民放各局。一方、新しい地図へのオファーは急増しているようだ。

「その中でも草彅は、フジテレビで番組を持つ話が進んでいるし、木村も撮影が延期されている『教場』の最新作を穏便に進めるため、フジテレビに恩を売りたい。そういった意味でも、鈴木氏プロデュースで草彅と共演するのではといわれている」（同・作家）

ジャニーズ事務所の凋落で、輝きを取り戻しそうな新しい地図の面々。人気が低迷し始めている木村にとって、救世主かもしれない。