AKB48の吉橋柚花が、10月14日にグループから卒業することを発表。今年だけで卒業発表したメンバーは34人となり、ファンだけでなくメンバーにも動揺が広がっているという。

かつては国民的アイドルグループとして君臨していたAKB48グループが、崩壊の危機だ。

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「AKB48は、チーム制やキャプテン制をやめたり、レコード会社を移籍したりするなど、運営体制を急激に変えています。メンバーたちは、よく事情が分からない状況で、吉橋のように不安を抱えて辞めていく者が急増している。今後も、卒業するメンバーは出てきそうです」（スポーツ紙記者）

そうなってしまった理由は、〝グループ解体〟もささやかれるほど売り上げが悪く、かなりのピンチだからだという。

全盛期には、CDを出せばミリオンセラーで、CMやゲームなど多角的に収益を確保できた。

総選挙やコンサートなどでドームクラスの会場を押さえられ、メンバーが多くても給料を支払えたが…。

「コロナ禍で握手会も満足にできず、乃木坂46などの台頭により人気が年々先細り。いまやテレビ出演もなく、劇場公演のみのメンバーがほとんど。まるで地下アイドルとやっていることは同じです。センターとして活躍していた本田仁美が来年卒業しますが、それが何よりグループの不調を物語っています」（アイドル誌編集）

テレビ業界にファン多数のモー娘。

瀕死のAKB48とは対象的に、大復活を成し遂げようとしているのがモーニング娘。'23なのだとか。

「本格的なダンスが武器のモー娘。は、テレビ業界にファンが多い。特に女性スタッフに評判がよく、最近はテレビ番組によく呼ばれるようになった。新木優子や松岡茉優など、有名女優にも〝ハロプロ支持者〟がいて、業界内の知名度は抜群。なんとか復活させてあげたいと考えるスタッフは大勢います。うまくハマればテレビ出演をきっかけに、またモー娘。が大ブレークする可能性が十分にあります」（民放関係者）

AKB48に押され、長らく低迷期に入っていたモー娘。だが、ようやく息を吹き返しはじめているようだ。

卒業ラッシュのAKB48に見切りをつけ、スキャンダルの少ないモー娘。に乗り換えるアイドルファンが急増するかもしれない。