今年大ブレークを果たした歌手のあのちゃんが、CMに引っ張りだこになっている。
上半期のCM急上昇ランキングでは、俳優の川口春奈に続いてランクイン。au、ブルボン、ライフカード、日本マクドナルド、ブックオフなどのCMに続々と起用され、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いだ。
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さらに10月10日からは、お笑い芸人・永野に扮して出演する、日清ヨーク十勝のむヨーグルトのCM『十勝が好き篇』のオンエアがスタート。「ジュースより普通に、十勝が好きー!」と熱唱し、永野のネタを完コピ。『PUFFY』の大貫亜美がSNSで「かーわいい」と反応するなど、大きな話題になっている。
だが、ウケているのはファンだけのようで、ネット上では《こういう事するキャラじゃなくない?》《「ヨーグルト嫌いなんです」とか突然言い出しそう》など、否定的な声もあがっている。
「永野のモノマネを披露しているが、そもそも永野自体が好き嫌いの分かれる芸人の上、あのちゃんの独特の口調も相まって、生理的に受け付けないという視聴者がいてもおかしくない。CMが流れた瞬間、チャンネルを変える人もいるようです。恐らく、あのちゃんがCMに起用されるピークは、今年から来年上半期くらいまで。CM女王の川口春奈や芦田愛菜、本田翼の足下にも及ばない」(芸能ライター)
小倉優子のように“卒業”するときが…
とはいえ、あのちゃんが〝旬のタレント〟であることは確かだ。10月15日からは制服姿で出演する『たまごっちUni』の新CMもスタートし、年内にもう数社起用されるとの話も聞こえてくる。
スポンサーサイドとしては、若年層に人気で、話題性も高い割にギャラが安いのが魅力なのかもしれない。
また、歌手としての評価も上々で、すでに今年の『NHK紅白歌合戦』の出場は確実と言われている。
特に、ジャニーズタレントの起用が不透明な中、あのちゃんの出演は話題作りにピッタリだ。
「ひとつ気になるのが、あのちゃんの〝ボクっ娘〟キャラ。当初は大不評でしたが、今では中高年層にも浸透し、以前ほど批判は聞こえてこない。だが、『普段は普通にしゃべっている』という目撃証言も少なくないため、あくまで〝キャラ作り〟ということなのでしょう。いずれ、小倉優子の〝こりん星〟卒業のように、キャラ変するのでしょうが、そのタイミングが難しそう」(同・ライター)
できるだけ長く、独特のキャラクターを貫き通してほしいものだ。
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