TBS (C)週刊実話Web
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“ジャニーズ軍団”の穴埋め?『CDTV』過去VTRを45分も延々放送する異常事態

ジャニーズ勢を〝一掃〟して放送された10月9日の『CDTVライブ!ライブ!100回記念SP』(TBS系)。視聴率はジャニーズタレントが出演したときに比べてやや下がった程度だったが、過去VTRを長々と流すなど間延びする場面が目立った。


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『100回記念SP』の平均世帯視聴率は、午後6時半~同7時が4.1%、同7時から3時間が5.0%(ビデオリサーチ社調べ、関東地区、以下同)だった。


同番組の過去の世帯平均視聴率を同7時以降の数字で比較すると、9月18日は『Sexy Zone』が出演して5.4%、9月4日は『Snow Man』『なにわ男子』を投入して4.8%。8月14日は『King & Prince』『SixTONES』に加え、『Kis-My-Ft2』が7人体制で最後の出演を果たしたが5.5%に終わった。


ジャニーズ勢が出演してもしなくても、低空飛行であることが分かる。

ランキングの過去VTRを45分間も…

「今回の3時間半スペシャルには、ジャニーズ事務所から圧力を受けてきたとされる『INI』『BE:FIRST』が出演して話題を呼んだ。ロックバンドの『flumpool』『WANIMA』も安定した演奏を見せました。ただ、午後7時台は酷かった。番組名に〝ライブ〟と付く割に、過去VTRを45分近く流す異常事態でした」(芸能ライター)

午後7時台、「スポーツの日特別企画」と題し、スポーツにまつわる歌を20曲紹介。その後、独自の月間ランキングを30位から4位まで発表し、ようやく『BE:FIRST』が歌い始めた。


故ジャニー喜多川氏の性加害問題がなければ、この〝尺〟をジャニーズ勢が占めていたのかもしれない。


「生演奏で本領を発揮するアーティストを多く呼ぶなど〝目玉〟がほしいが、番組側が機材の扱いに慣れていないと、ロックバンド系アーティストから敬遠されているとの話も聞く。過去の曲をランキング形式でダラダラ挟み、SNSの盛り上がりを狙うだけでは、視聴率は上がらないだろう」(民放関係者)


CDTVの視聴率に、ジャニーズ勢は関係がなかったようだ。