ジャニーズ事務所は、創業者・故ジャニー喜多川氏の性加害をめぐる問題で、10月2日に記者会見を開いた。その席に、前社長で創業家の藤島ジュリー景子氏は姿を見せなかった。
経営から去り、マスコミの目もあるため派手な行動ができなくなったジュリー氏。今後は、東山紀之氏と元V6の井ノ原快彦が、新たに設立するマネジメント会社を運営することになるが、その裏ではタレントたちにもさまざまな動きがあるという。
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「独立する予定だったKinKi Kidsが、新会社とエージェント契約を行う方針に方向転換したようです。堂本光一は、単独で記者会見を10月8日に行い、新会社について〝世界一クリーンな会社〟になってほしいとコメント。エージェント契約を行う方向でいることが見え隠れした。実は、光一とジュリー氏は、コンサートの運営などをめぐって対立し、仲が悪かった。ジュリー氏が経営を退くことで、考えを変えたのでは」(芸能記者)
キスマイもグループ存続は決定か…
さらに、ジュリー氏と〝微妙な関係〟だったKis-My-Ft2のメンバーも、独立の方向から一転して残留を決意したとのこと。
「キスマイは、SMAPのマネージャーだったA氏が手掛けていた。そのA氏は、メリー喜多川氏と対立し、事務所を追い出されました。ジュリー氏が残されたキスマイの面倒を見ていたが、玉森裕太と藤ヶ谷太輔がお気に入りで、その2人に仕事が集中。結果、不満を募らせた北山宏光は独立し、TOBEに合流した。かつて舞祭組として活動した4人もそれほど仕事はないので独立する予定でしたが、ジュリー氏がいなくなることでひとまずはキスマイを続けることに同意したようです」(スポーツ紙記者)
内部でもドタバタが起きているジャニーズ事務所だが、ジュリー氏が力を失ったことで、タレントにとっては〝いい流れ〟になっているという。
その恩恵を最も受けるのは、嵐のメンバーなのではなかろうか。
「ジュリー氏が手掛けたグループで、最高傑作といわれているのが嵐です。ほかのグループにはあまり興味のなかったジュリー氏が、嵐については些細なことでも決めていた。しかし、そういった窮屈な体制が嫌で、大野智は休業を申し出たとされる。ジュリー氏の支配から逃れられるとなれば、大野の復帰もあり得るのでは。嵐は今年11月にデビュー25年目を迎えるだけに、新たな動きがありそうです」(同・記者)
これからジャニーズタレントを取り巻く環境は激変していくだろう。
どうか新会社はタレントを守り、そのファンからも信用される会社になってほしい。
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