元『SMAP』の草彅剛が、11月11日に放送される土曜プレミアム『世にも奇妙な物語』(フジテレビ系)で、11年ぶりに主演を務めることが分かった。
かつて所属したジャニーズ事務所は性加害問題に揺れ、同じ『SMAP』のメンバーだった木村拓哉の評判はガタ落ち…。今や俳優としての〝格〟は、完全に草彅が上だろう。
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草彅は、4つの〝奇妙な〟エピソードの1つ『永遠のふたり』で、主人公の研究所助手・坂本一を演じる。教授殺害の疑いをかけられた坂本が、研究所に立てこもったことから起こる騒動を描いたSF作品だ。
「1月期のドラマ『罠の戦争』(フジテレビ系)に主演し、10月からはNHK連続テレビ小説『ブギウギ』に出演している草彅さん。ジャニーズから独立後、民放各局から干された時期もありましたが、それも昔のこと。『草彅主演のドラマはハズレがない』と評判ですから、『世にも──』も楽しみです」(芸能ライター)
映画もドラマも絶不調のキムタク
一方、〝元同僚〟の木村はというと、出演するドラマ、映画がこぞって不調だ。
主人公・織田信長を演じた1月公開の映画『THE LEGEND & BUTTERFLY』は、興行収入30億円に届かず大赤字。4月期には赤楚衛二や北村匠海らを従えて、月9ドラマ『風間公親-教場0-』(フジテレビ系)で主演を務めたが、全話平均視聴率はひと桁台の9.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)といまいち盛り上がらなかった。
加えて、来春に『教場』のスペシャルドラマが放送予定だったが延期。フジテレビは「スケジュールの問題」としたが、ジャニーズ事務所の創業者・故ジャニー喜多川氏の性加害問題を受けてのスポンサー離れや、共演者の出演キャンセルが影響しているとの話もある。
「華のある俳優であることは間違いないが、『何を演じてもキムタク』と言われるのは相変わらず。カリスマ性を生かした役ばかり与えられ、演技の幅が広がらなかったのでは。草彅さんは、トランスジェンダーを演じた2020年9月公開の映画『ミッドナイトスワン』など、これまで数々の難役にチャレンジしており、どれも高い評価を得てきた。キムタクに必要なのは〝脱・キムタク〟でしょう」(同・ライター)
性加害問題をめぐるジャニーズ事務所の会見後、インスタグラムに〝KY投稿〟をしたことなどにより、フォロワーが1カ月で1万人も減ったという木村。俳優として生き残るには、ここからが正念場か。
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