ジャニーズ事務所は10月2日、東山紀之社長と元V6の井ノ原快彦が中心となり、創業者・故ジャニー喜多川氏の性加害問題についての会見を開いた。

しかし信頼回復とはならず、ジャニーズタレントをテレビ番組などに起用するのは難しい状況が続きそうだ。

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そんな中、裏では〝ジャニーズタレント以外〟での年越し番組の計画が着々と進行しているという。

「フジテレビでは、大みそかにジャニーズのカウントダウンコンサートを生放送するのが恒例だが、今年はこれを中止にするようです。テレビ局は、年末の編成を例年10月下旬には決定する。方針が変わらなければ中止です」（民放関係者）

ちなみに、『ジャニーズカウントダウン2022-2023』については、12月31日の午後11時45分から年明け1日の深夜0時45分まで生中継で放送されている。

フジテレビの港浩一社長は、9月29日の定例会見で、カウントダウンコンサートの放送に関して「何も決まっておりません」とコメントしているが…。

フジの年越し番組に吉本芸人勢ぞろい？

「どうも、吉本興業に助けを求めているようです。いまの段階では、19時台からスタートするお笑い番組を、年明けまで引っ張る大型特番にする案が出ているとか。ただ、日本テレビも『笑ってはいけないシリーズ』が2020年を最後に休止してから、吉本芸人がMCを務める番組を放送しているので、完全に内容がかぶる。吉本興業としても、どちらを優先すべきか難しいところ」（同・関係者）

吉本興業としては、今年7月に放送した『FNS27時間テレビ』の恩があり、フジテレビの年末特番を選ぶのではないかとのウワサも出始めている。

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— FNS27時間テレビ (@fns27htv_fns) July 23, 2023

「『FNS27時間テレビ』では、総合司会は当初は千鳥だけの予定だった。しかし、吉本興業が売り込み中のかまいたちとダイアンも一緒に司会に抜てきした背景があり、吉本興業もこのキャスティングにはかなり恩義を感じているようだ。そのため、日テレではなく今年末はフジテレビを選ぶのでは」（放送作家）

さらに、フジテレビは大みそかの目玉として、ある人気番組の放送を画策しているといわれている。

「同局で人気の『人志松本のすべらない話』と『IPPONグランプリ』の2本立てで編成する極秘プロジェクトが進行中とか。実現すれば、ついに松本人志が大みそかに帰ってくることになりますし、話題性も抜群」（スポーツ紙記者）

NHK紅白歌合戦をはじめ、各局がしのぎを削る大みそかの年越し番組。今年は、意外にもフジテレビが民放で1位を取るかもしれない。