
よほど、孤独な星のもとに生まれたに違いない。
母や兄とも疎遠になった「平成の大横綱」元貴乃花の花田光司氏が、またまた肉親との醜い〝骨肉の争い〟を繰り広げている。
「今度の相手は、『靴職人』を名乗っていながら、中途半端にタレントやアーティスト活動もしている長男の優一氏です。発端は、貴乃花が1月に行った新CM発表会見で、『息子は完全に勘当しておりますので』と発言したこと。これに対して優一氏が『週刊女性』で、父の知られざる〝裏の顔〟を暴露。記事を読んだ貴乃花が『週刊文春』で反論し、泥仕合になったんです」(スポーツ紙記者)
優一氏の主張では、貴乃花は一晩にワインのボトルを3~4本も空け、元妻の河野景子さんにモラハラや暴力を繰り返したという。さらに、優一氏のマンションに逃げ込んだ景子さんや妹らをかばったところ、押しかけてきた貴乃花から激しい暴行を受けたというのだ。
一方の貴乃花は、優一氏の主張を「巧妙なウソで塗り固められています。このまま黙して語らずというワケにはいかない」と、文春の記者に5時間にわたって経緯を説明し、「(今後は)俺の名前を使うな」と、最後通牒を突き付けた。
いわゆる“原理主義者”の貴乃花
「現役時代の貴乃花は、星の貸し借りなどは一切認めず、非情な相撲道を貫き、結果を出してきた。いわゆる〝原理主義者〟で、自分が正しいと思ったこと以外の意見はすべて排除する。だから、事なかれ主義で組織を運営しようとする協会とも対立したんです」(同・記者)
ただ、その徹底した相撲道を学んだ元弟子たちは着々と成果を挙げている。
「今場所、貴乃花がスカウトした貴健斗が、その教えを守って待望の十両に昇進しました。旧貴乃花部屋勢5人目の関取誕生です。先場所、ケガで途中休場した大関・貴景勝も、すでに稽古を再開し、かど番脱出に燃えています」(担当記者)
父は今でも結果を出しているが、優一氏は靴をオーダーした客を何年も待たせるなど、社会的信用を失いつつある。この親子喧嘩、世間はどちらを信じるか。
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