左から、井ノ原快彦、東山紀之氏、藤島ジュリー景子氏、木目田裕弁護士 (C)週刊実話Web
左から、井ノ原快彦、東山紀之氏、藤島ジュリー景子氏、木目田裕弁護士 (C)週刊実話Web

ジャニーズの次は国民的アイドルグループがターゲット!? 海外から問題視される日本の芸能界の“因習”

ジャニーズ事務所が、創業者・故ジャニー喜多川氏の連続児童性的虐待事件で廃業に追い込まれることになったが、業界では「これだけでは済まないだろう」との見方が強い。


「ジャニーさんについては、やり方が露骨なうえに立場の弱い相手、それも数えきれないほどの未成年に手を出していたという点で廃業まで行きましたが、正直言って芸能界は古くから〝体を張ってなんぼ〟の世界ですからね。同様のケースは山ほどあるのが実態です」(大手芸能事務所の元マネジャー)


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昭和の時代には、プロの歌手を目指す者の多くは著名な作詞家や作曲家、先輩歌手のもとに弟子入りするのが慣例だった。


「弟子入りといっても、常に歌のレッスンを受けているわけでなく、ほとんどが住み込みで身の回りの世話や雑用などに励むことになります。あまり大っぴらには言えませんが、そうした中で手を出されることもありますし、中には師匠の影響で男性同士や女性同士、もしくは両方いけるなど、恋愛対象まで変わってしまった有名歌手もいますよ」(レコード会社スタッフ)

民放イメージガールの“枕審査”

平成に入ってからも、この手の噂は根強く、〝枕営業〟の実態が一部で取り沙汰されたこともある。

「グラドルがバラエティーで使ってもらうため、テレビ局の実力者に肉弾接待を仕掛けたなんて話は当たり前のように聞こえてきた。売れっ子タレントを多数輩出している某民放キー局のイメージガールプロジェクトの最終選考が〝枕審査〟だったことは業界内では広く知られていましたからね。人気女性アナウンサーだって、番組MCをゲットするためにプロデューサーと寝ることも多々ありますよ」(放送作家)


こうした〝営業活動〟は、タレント側が自発的に仕掛けることが多く、事務所は見て見ぬフリをしているようだが、中には事務所の命令で〝献上〟されるケースもあるという。


「事務所が『行ってこい』と〝枕営業〟を推奨するかのようなことも横行していました。今でも一部の芸能事務所では、某人気バラエティー番組に自社タレントをブッキングすべく、番組プロデューサーに売り出し中の女性タレントのタマゴをあてがってご機嫌を取っているのは有名な話ですからね」(同・放送作家)


ジャニーズ帝国が崩壊したのは、イギリスの公共放送BBCの取材がきっかけだった。


「日本の芸能界に海外から厳しい目が向けられている。今後、こういった〝枕営業〟の実態なども批判の対象になりかねない」(前出・元マネジャー)


中でもターゲットにされそうなのが、某女性アイドルグループだという。


「以前、アメリカCNNの記者が『性的搾取ではないか』と追及していましたからね。ジャニーズの次に蒸し返されてもおかしくない」(同・元マネジャー)


日本の芸能界はどうなってしまうのか…。