創業者・故ジャニー喜多川氏の性加害事件をついに認めたジャニーズ事務所。同社は、これまでも所属タレントたちの数々のスキャンダルをもみ消してきた。過去を振り返ると、〝醜聞隠蔽〟が同社の歴史そのものだったことが分かる。

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2020年いっぱいで活動休止状態に入ったジャニーズ事務所の看板グループ・嵐だが、同年1月の活動休止発表会見で明かされたところによると、言い出しっぺはリーダーの大野智。グループとしての活動休止後、ほかの4人は芸能活動を続けているが、大野はその動向が報じられることはあっても、表舞台からは一切、姿を消してしまった。

「大野さんはリゾート地での副業を手掛け、優秀なブレーンのアドバイスのおかげで上手くいっているようだ。プライベートでは、結婚を考えていたシングルマザーの女性との破局が報じられた。悠々自適な生活を送っているようで、芸能界に戻る気はないだろう」（テレビ局関係者）

これまで何度かスキャンダルを報じられていた大野だが、15年9月に『フライデー』にて、10歳年下の元女優との熱愛を報じられた。

大野智「あのやり方はねーだろ」

それによると、大野は都内の繁華街にあるバーに勤めていた元女優と約1年前から交際し、同棲中だったというが、その記事が出たことでファンがブチ切れる事態に発展してしまった。

「以前、ファンに販売されていた、大野がデザインしたTシャツのモデルとなっていたパグが、交際相手の愛犬だという疑惑が浮上。彼女の愛犬を描いたTシャツを、金を払って買わされたファンは、たまったものではなかったはず」（芸能記者）

交際が報じられた時期は、宮城県で開催されていた嵐の東日本大震災復興コンサートの直前。そのため、大野は公演初日の本番前、各スポーツ紙の囲み取材に応じ、「僕の軽率な行動でファンの皆様を悲しい気持ちにさせてしまったことを反省し、申し訳ない気持ちでいっぱいです」と謝罪したうえ、交際を否定した。

「いくらジャニーズが各スポーツ紙を重宝していたとはいえ、取材時に謝罪させるのは明らかにやり過ぎだった。大野はその謝罪の後、親しい関係者に『あのやり方はねーだろ』と事務所に対する不満をぶちまけていた。そういう不満が積み重なって、ついにガマンの限界で活動休止を言い出すに至ったのだろう」（同・記者）

別れさせられた大野のお相手も、納得がいかなかったはずだ。