支持率アップを狙って行った岸田文雄首相の内閣改造は、いざフタを開けてみれば国民から〝総スカン〟のダメ出し状態。そんな中、最新世論調査の「ポスト岸田」で、小泉進次郎元環境相がトップに躍り出た。
「今回の改造は内閣支持率を上げ、その勢いで解散総選挙に勝ち、自民党総裁選で再選を狙うシナリオにのっとったもの。ところが、改造後、自民党に好意的な産経新聞社などの世論調査でさえ、支持率が改造前の8月調査より2.6ポイント下がるトホホな結果となった。気になるのは、日本経済新聞の9月の『自民党総裁(次期首相)にふさわしい人』の調査結果ですよ。なんと、小泉氏が16%でトップ。しかも、岸田首相は6%の6位に撃沈した」(政治アナリスト)
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ちなみに、日経の調査では石破茂元幹事長と河野太郎デジタル相が、そろって15%で2位。岸田首相は、反主流の「小石河連合」(小泉、石破、河野の頭文字)に大差をつけられたのだから、まさに〝面目丸潰れ〟だ。
親子二代で“自民党をぶっ壊す”!?
「岸田首相は内閣改造の切り札として、小渕優子氏を党四役の選挙対策委員長に抜擢した他、過去最多タイの5人の女性閣僚を起用した。だが、小渕氏は9年前の政治資金問題のダメージが、いまだ払拭できておらず、他の女性閣僚にも灰色疑惑が持ち上がる始末。内閣改造後もガソリンなど物価高騰に歯止めが掛からず、一般庶民の不満は爆発寸前」(全国紙政治担当記者)
ポスト岸田のトップとなった小泉氏は9月17日、視察先の福島県南相馬市で報道陣の取材に応じ、「一喜一憂せず、目の前のことをやっていきたい」としつつも、まんざらでもない様子。
「かつて進次郎氏の父、小泉純一郎氏は森喜朗内閣が低迷する最中、『自民党をぶっ壊す』と総裁選に出馬。国民から拍手喝采を浴び、首相にまで一気に駆け上がった。〝冷や飯組〟の進次郎氏も、捲土重来を期しているはずです」(同)
来年9月に任期満了となる総裁選で、進次郎氏は果たして出馬するのか。親子二代で旋風を巻き起こす期待感は、ジワリと高まりつつあるようだ。
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