(画像)ViDI Studio / shutterstock
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女子中学生に淫らな行為を行い逮捕…中学校講師を懲戒免職処分へ

教育者によるわいせつ事案は、なぜ絶えないのか。


女子中学生に淫らな行為をしたとして、熊本市教育委員会は9月15日、市立中学校に勤務する沖田晃宗講師(27)を懲戒免職処分にしたと発表した。


「市教委によると沖田講師は、勤務する中学校の男子バレーボール部顧問だった今年3〜6月に、遠征先の同県人吉市や大分・長崎両県内のホテルで、別の中学校に通う熊本県内の女子生徒と淫らな行為をしたとみられている。同講師は8月に県少年保護育成条例違反容疑で熊本県警に逮捕され、簡裁から罰金50万円の略式命令が下ったが、これを受けて市教委が処分に踏み切ったというわけです」(社会部記者)


【関連】塾講師が教え子を盗撮・わいせつ要求で逮捕…保護者が警察に相談 ほか女子生徒が18歳未満であることを知りながら行為に及んだ同講師は、「(性欲を)我慢できなかった。被害生徒に申し訳ないと伝えたいが、合わせる顔がない」と話しているというが、それで許される話ではない。

俳優に憧れたが芽が出ず…

ブログやライブ配信サービスで本人が語ったところによれば、同講師は小学校4年からバレーボールを始めた。バレーを続け、また教員になるために強豪校である熊本工業高校、国士舘大学体育学部に進んだという。

「ただ、若い頃は俳優業への憧れもあったようで、大学時代は演劇にまい進。185センチの長身と優しげな顔立ちを生かし、複数の劇団の公演にも参加していた。テレビ番組で代役を務めたこともあったようだが、活発な活動とは裏腹に俳優としては芽が出ず、熊本に戻って講師として教員生活をスタートさせたのです」(地元紙記者)


講師就任後は幼い頃の夢でもあったバレーボール部の顧問ともなったが、好事魔多し。歪んだ欲望を抑えきれず、教育者の道を自ら閉ざしてしまった。