フジテレビ系お昼のバラエティー『ぽかぽか』のMCに〝あの人〟がやってくる。

フジテレビは28日、「ぽかぽか」でMCを務めるお笑いコンビ『ハライチ』澤部佑が今月29日から10月3日まで夏休みをとることから、代理のMCを発表。白羽の矢が立ったのは、タレントの坂上忍だ。

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そのほか日替わりで、お笑いコンビ『爆笑問題』田中裕二、『アンガールズ』田中卓らも出演する。

坂上は、2014年から22年まで同系で放送されていた平日昼の情報番組『バイキング』と『バイキングMORE』でMCを務めており、昨年4月1日の最終回以来、約1年半ぶりの凱旋となる。

坂上は現在、月8万円で「ぽかぽか」にいつ出演しても自由という〝サブスクレギュラー〟となっており、今年7月には『坂上どうぶつ王国』の収録前にふらっと立ち寄り、約20分ほどゲスト出演。「小銭を稼ぎに来た」などと冗談めかしながらも、しっかりと自分の番組の宣伝をこなし、収録に戻っていった。

『ぽかぽか』大幅リニューアルのウワサ…？

今回、代理とはいえMCに抜擢されたのは、どうやら〝観測気球〟の意味合いが強いようだ。

「ハライチ」とフリーアナウンサーの神田愛花をMCに起用し今年1月からスタートした「ぽかぽか」だが、最近は視聴率が1％を切ることも珍しくなく、打ち切り間近とささやかれている。

6月には夏ドラマの番宣をかねてゴールデン特番を放送したものの、こちらも3.5％と悲惨な視聴率を叩き出し、関係者は頭を抱えたという。

「そんな中、にわかに浮上したのが〝坂上忍復活案〟です。坂上は『バイキング』で、歯に衣着せぬ発言で炎上を繰り返してきましたが、視聴率は『ぽかぽか』の比較にならないほど高かった。今回の代理の評判がよかったら、MCとして戻ってくるかも」（芸能ライター）

今やフジテレビの昼の時間帯は、前番組の『ポップUP！』がわずか9カ月の短命に終わるなど〝死に枠〟となっている。

当初は「ぽかぽか」も9月いっぱいで打ち切りとなるはずだったが、「ハライチ」の所属事務所『ワタナベエンターテインメント』との関係から先延ばししたといわれている。

「ハライチ」のゆるゆるの番組進行に辟易している視聴者にしてみれば、坂上の辛口は懐かしくもあるだろう。

「ぽかぽか」は近々、大幅リニューアルで再発進となるかもしれない。