創業者であるジャニー喜多川氏の性加害問題を受け、10月2日に今後の会社の運営方針を発表するとしているジャニーズ事務所。CM契約終了やドラマの制作中止など、タレントたちに多大な影響が出る中、独立に向けて動き出しているとされるのが元V6の岡田准一だ。

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「2日の会見ではおそらく、社名変更、前社長の藤島ジュリー景子氏が保有する会社の株式、所属タレントや社員の将来について、東山紀之新社長が発表するのではといわれている。最も注目されるのは、やはりタレントの処遇でしょう」（スポーツ紙記者）

ジャニーズ事務所と歩調を合わせるように、日本テレビは石澤顕社長の定例会見で、社名の変更に合わせて補償とマネジメントを行う組織の分離を提言した。

テレビ局が会社運営にまで口出しをするとは予想外だが…。

「スポンサーからのCM収入に頼っているテレビ局としては、現状のままではジャニーズタレントを起用できないと最後通告をした形。ほかのテレビ局も同様の考えでいます。なので、新会社の設立など、ジャニーズ事務所からの動きがなければ、テレビ局のジャニーズタレント離れが一気に起きることになります」（同・記者）

仕事激減で頭を抱える岡田准一

しかし、ジャニーズが新しい会社を作ったからといって、すぐに所属タレントと再契約しようというスポンサーはいないだろう。

〝起用見送り〟の連鎖は今後も続きそうだが、すでに仕事を失ったジャニーズタレントも多く、ドラマ主演が白紙になったという岡田もその一人だ。

「岡田は、セントラル警備保障やアサヒビールなど、CMの打ち切りが次々に決定している。俳優業で好感度をあげ、CMで稼いでいた岡田にしたらかなりの痛手です。ジャニーズ事務所は、今後1年間の番組や広告の出演料をすべてタレント本人に支払うと宣言したが、そもそもの仕事がなくなれば元も子もない。岡田も頭を抱えているはず」（民放関係者）

妻である宮﨑あおいからも、かなり強く独立をすすめられているという話だ。

「宮﨑は子育ても落ち着き、今年から本格的に女優として復帰しています。岡田自身も売れっ子俳優ですから、無理にジャニーズ事務所に付き合う必要はないと話しているようです。岡田は義理堅い人間で、盟友であるジャニーズアイランド社長の井ノ原快彦を裏切れないと、これまでは考えていた。ただ、急激なスポンサー離れもあり、結局は妻の言うことを聞いて独立の意思を固めているようです」（同・関係者）

ジャニーズ事務所が社名を変更して新会社を設立しても、ジャニー喜多川氏の影は見え隠れするだろう。早々に見切りをつけて独立するのが、賢明な判断かもしれない。