タモリ (C)週刊実話Web 
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“脱ジャニーズ”『Mステ』打ち切り危機?『BE:FIRST』出演で低視聴率抜け出せるか

29日に放送されるテレビ朝日系の音楽番組『ミュージックステーション』(以下、Mステ)に、昨年おおみそかの紅白歌合戦に初出場を果たした男性グループ・BE:FIRSTが出演する。


同番組には、長年にわたり、不自然なほどジャニーズの競合男性グループが出演できず。7日に行われた、ジャニーズ事務所の創業者である故ジャニー喜多川氏の性加害問題をめぐる会見にて、記者から『Mステ』でジャニーズに忖度したキャスティングが行われており、「BE:FIRSTやJO1などのグループが出演しにくい状況が続いている」と指摘されるも、東山紀之社長は否定した。


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ようやく、ジャニーズの競合グループにもチャンスがめぐって来たが、29日の放送にはジャニーズのSexy Zoneも出演する。


一部スポーツ紙によると、テレビ朝日の定例記者会見が26日、都内の同局本社で行われ、担当者がBE:FIRST出演の経緯を説明。担当者は、「毎回、テーマや企画内容に沿って、適正のある方にお願いしている」とし、「(7日の)会見とは無関係」と主張した。

ジャニーズ勢が出演しないと視聴率が…

「ジャニーズ以外のボーイズグループの推しも『Mステ』にチャンネルを合わせられる日が来た。とはいえ、今まで、EXILEらが所属するLDHやK-POPグループはOKで、アイドル系の男性グループはNGというのも、何ともあいまいな基準だった」(レコード会社関係者)

『Mステ』は1986年10月から放送されており、87年4月から総合司会を務めるタモリにとってはライフワークになっている。


長年、金曜午後8時からの生放送だったが、19年10月からは午後9時に枠移動。ゴールデン・プライム帯の他局音楽番組が次々に終了する中、長寿番組の座をキープしてきたが、この〝枠移動〟の影響で先行きに暗雲が漂っているという。


「『Mステ』と放送枠をシャッフルした、同じ金曜日の『ザワつく!金曜日』と『マツコ&有吉かりそめ天国』は、いずれも視聴率2ケタをキープする人気番組に成長。ところが、『Mステ』は6~7%台が多く、午後8時枠だった時代よりも数字を落としている。今後、ジャニーズ勢が出演しない回はさらに数字が落ちそうで、そうなったら、いよいよ打ち切り話も浮上しそうだ」(芸能記者)


半ばテレ朝はジャニーズへの忖度を認めたようなものだが、番組の〝ブランド価値〟を大きく下げてしまったかもしれない。