左から、井ノ原快彦、東山紀之氏、藤島ジュリー景子氏、木目田裕弁護士 (C)週刊実話Web
左から、井ノ原快彦、東山紀之氏、藤島ジュリー景子氏、木目田裕弁護士 (C)週刊実話Web

ジャニーズ離れ止まらず…大手企業に噛みつく“暴走”ジャニーズファンが問題に

ジャニー喜多川氏の性加害問題を受けて、大手企業のジャニーズタレント離れが加速する中、一部の〝ジャニオタ〟の暴走が問題視されているようだ。


全国にモスバーガーを展開する株式会社モスフードサービスは9月10日、広告キャラクターのSnow Man・渡辺翔太とラウールの継続起用を表明。しかし13日、公式サイトにて「契約は継続しない」と発表し、「現在展開中のジャニーズ事務所所属タレントを起用したTV-CMや店頭広告などについてもできる限り速やかに変更します」と伝えた。


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「SNSを中心に、不快感を示す声が大きかったことが、契約見直しのきっかけになったのでは。ところが、一度は継続と発表しただけに、今度はスノ担(Snow Manファン)の怒りがモスに向かってしまったのです」(芸能記者)


さらにタイミングの悪いことに、モスバーガーの一部店舗で、渡辺とラウールが写るポスターに不適切な加工をしていたことがわかり、SNSで拡散され大炎上した。


ポスターの2人の顔にシールを貼って見えないようにしたというものだが、騒動が大きくなり、モスフードサービスは謝罪することになった。


「一部のスノ担は、CM打ち切りのこともあり、SNSでモスを猛烈にバッシングしている。CM起用の見直しを決めた企業の中で、モスが最も被害を受けたかもしれません。一連の騒動を見て、ほかの企業もジャニーズファンの暴走に危機感を覚えています。このまま契約見直しを表明した企業をSNSで叩くファンが多ければ、結果的にジャニーズタレントに悪影響です」(同・記者)

叩くべきはそこではない…

これまでは、ジャニーズタレントを起用すればファンが商品を買い、オマケにSNSで拡散してくれるとあって、企業にとってはメリットが大きかった。

しかし、モスフードサービスの一件から、それが諸刃の剣だということが明らかになった。


「契約を見直した企業に文句のひとつもいいたいという、ファンの気持ちは分かります。ですが、CMスポンサーはSNSの動向を重視しているので、〝推し〟にとっては間違いなくマイナス」(スポーツ紙記者)


ジャニーズ事務所はファンクラブの年会費で、数百億円といわれる売り上げを叩き出している。こんな時だからこそ冷静になって、まず〝諸悪の根源〟に物申すべきだろう。