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灼熱の火花散る!『オートレース』情報~成長著しい35期の西翔子に注目!

『オートレース』情報
『オートレース』情報 (C)週刊実話Web

今や1級車を駆るオートレース35期が、各地で活躍を遂げている。その中でも浜松の西翔子がメキメキ頭角を現している。

西といえば、今年の正月に1級車昇格後、即デビュー初優勝を飾ったのが記憶に新しい。「あれはハンデが40前で、ハンデ的に恵まれていました。タイヤ跳ねていましたから。その後ハンデも厳しくなり、結果が出なくなりました」。その後、数カ月はタイヤの跳ねに悩む日々が続いた。


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夏場に入っても苦戦を強いられた。しかし、先輩レーサーがエンジンを大幅に整備したことで跳ねが収まった事実を知る。一念発起してエンジンをバラした。「重要な部品に傷が入っていて。これが原因かな? と」。それから目に見えて変化が現れた。8月29日にはデビュー2度目の優勝を遂げた。「スタートも乗りやすさも、すべてよくなりました」と表情も明るい。

課題は「人を抜く」こと

ただ、課題は少なくない。ハンデ位置は「出世」し、今や最高ハンの20前になった。こうなると課題は「人を抜く」ことである。2度目に優勝してハンデが厳しくなってからは「早く抜かないと」と焦りが裏目に出たそうだ。しかし、シチュエーションに慣れてくることによって、冷静に状況を観察できるようになったという。

「夢はないが、目標はある。一つ一つ目標をクリアしたい」と目を輝かせた。

発展途上の西。今後のさらなる成長に期待したい。

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